発表会でのハプニング 演奏編. . . 💦
2019.07.26
発表会. . .
どんなに練習して、
どんなに完璧に仕上げて臨んでも、
大きな舞台の緊張の中で、
思わぬところでミスをしたり、
思うように弾けなかった. . .
ということがあります。
「 舞台には魔物が住んでいる」 とか、
「 普段の70パーセントくらいの力が出せたら上出来。」
なんて言われるくらいですから、
" 舞台に立つ"
という事は、本当に大変な事です。
思うように弾けなかった場合、
生徒さんも親御さんも、
少なからず ショックを受けてしまいますよね. . . 。
先日の発表会で、
思わぬところでミスをしてしまった生徒さん。
でもね、止まることなく、最後まで頑張って弾きました。
演奏直後、舞台袖に迎えに行って
「 最後まで頑張って弾いたね。 このくらい大丈夫よ。」
と声をかけましたが、
一生懸命練習しただけに、悔しそう。
終了後、
おうちの方も一緒にお話しましたら、
「 私もショックで、何と声をかけていいかわからなくて. . . 」
と、お母さんも凹み模様。
しばらく一緒にお話しましたら、
「 先生って、めっちゃプラス思考〜!
なんか 表現も面白かったりして、
悲しい気持ちも吹き飛びました〜。」
と、ニッコリして下さって、良かった. . . 。
お家へ帰ってからも、
ご家族で色々お話をされたようで、
メールを頂きました。
" 先生にかけて頂いたお言葉で、
私も改めて「頑張ったね〜!」と抱きしめてあげることができました。
来年もぜひ出たいです!来年は○○に気をつけて。
本人は○○が弾きたいそうです。
私は○○がいいなぁ、主人は○○がいいそうです。"
. . . というような前向きな内容でして、
とーっても嬉しかったです。
ミスしてしまった事は ショックだと思いますが、
こういう経験を通して、
技術面も 精神面も、鍛えられていくのですね。
失敗は成功のもと!
昨年、ちょっとミスした. . . と凹んだ生徒さんが、
今年は ノーミスの完璧な演奏で、
練習以上にステキに弾けて、
ご本人も ご家族も、とーっても喜んでおられました。
この一年も、とても頑張られましたもの。
成長されました。
舞台慣れもしてきます。
色々 大変ですが、
やはり 発表会はいいですね。
意外かもしれませんが、
ちょっとミスしたって、その場では凹んでも、
「失敗したから もうやめとく」
という人はいなくて、
「来年は間違えない。頑張る。」と言うんですよね。
みんなたくましい!
毎年、一人一人の生徒さんに、
選曲から、練習から、本番、その後. . . と、
それぞれのドラマがありまして、
いつも感動させて頂いております。
発表会って いいですね!
ピアノって いいですね !