音楽の道へ進まれる場合は. . .
2019.06.07
前回、キーボードでレッスンを始められる生徒さんの
「あるある」を書いてみましたが. . .
その後は. . .
やはり 今の時代は、
生のピアノ ( アコースティックピアノ = グランドピアノ、アップライトピアノ )よりも、
電子ピアノを購入される方が多いです。
ご実家に お母さんの生ピアノをお持ちでも、
今、自宅マンションにはムリです. . . と、
新たに 電子ピアノを購入される方もいらっしゃいます。
今の電子ピアノ、性能も良く、ずいぶんピアノに近づいていますので、
趣味で楽しまれるには、充分です。
ちゃんと練習すれば、憧れの曲、好きな曲 が弾けるようになります。
生ピアノの方も、電子ピアノの方も、キーボードの方も、
レッスンでは、基礎からきちんとお教えします。
ただ、時々、保護者の方が、
「あ〜。最初から 生ピアノにすれば良かった。」と、
後で思われるケースも何度かありました。
ピアノが楽しくて 大好きで、
とても良く練習して 教則本を進まれる生徒さん。
今では、(住宅密集地か、のどかなところか. . . というような)地域性もあるかもしれませんが、
学校のクラスでも、多くのお子さんが 電子ピアノなので、
電子ピアノで練習していても、
しっかりやれば、
学校の伴奏オーディションにも通り、
初期のコンクールでは、入賞する子も出てきました。
(もちろん、コンクール本番前は、レンタルスタジオ等のグランドピアノで練習されています。)
そして、
そうやって 努力もして、
音楽の楽しさ、素晴らしさ、達成感などを味わった生徒さん。
中学生くらいで、進路を考えるようになった時に、
音楽の先生になりたい!
音楽の勉強をする学校に進みたい!
と考える方も出てきます。
音楽を勉強するのに、
何才からでも 遅いという事はありません。
ただ、
高校進学、大学進学、の、 その年令に合わせて
進みたいとお考えの場合、
ずっと 電子ピアノを弾いてきた生徒さんは
かなり大変です。
もし、音楽の道へ! という進路を考えるようになられたら、
できるだけ早く、
学校や、ピアノの先生に相談して、
レッスンと練習の環境を整えてあげて下さいね。
ピアノ演奏の基礎を身につける 大切な4〜5年、
結構あっという間に過ぎて、
お子さんも上達します。
せっかくの大事な4〜5年ですが、
やはり、電子楽器で、生ピアノの響き、音色、タッチを習得するのは難しいです。
事情が許すなら、初めから生ピアノをご用意されるのがいいですね。
( ただし. . . せっかく 高価な生ピアノを買ってもらっても、
全然練習しない人もいるので、
そのあたり、難しい、躊躇しますよね。)
ちなみに. . .
趣味で楽しむ、
保育士、幼稚園教諭、小学校教諭、を目指す。
は、電子ピアノでも大丈夫です。
小学校でも、中学以上の学校でも、
音楽専科の先生を目指すなら
生ピアノが必要です。
ピアニスト、プロを目指すなら当然. . . 。
また、ピアノ以外の楽器や、
勉強で 音楽の道に進む . . .
という道もあります。
色々ありますので、
音楽系の進路に興味を持たれたら、
色々調べて、可能性、選択肢を広げてみられると
いいと思います。🎵