2019.05.28
60代男性の大人の生徒さん。
レッスンにお越し頂いて 一年が経ちました。
すでに 10年くらい レッスン経験がおありで、
ショパンやバッハ、ベートーベン、シューマンなどの名曲を、
易しいアレンジでなく原曲で、暗譜で弾いておられ、
とってもお上手です。
ゆったり、しっとりした曲がお好きだそうで、
心がこもっていて、風情もあってステキに弾かれます。
. . . と お伝えしたら、
「 いやいや〜、わざとやってる訳じゃなくて、
弾かれへんとこ遅くなってるだけです. . (^^) 」
と 謙遜されますがね。
ご本人によると、
大人になってから始められ、
基礎教則本はやっていなくて、
好きな名曲だけを弾いてきたので
音と鍵盤と手の形. . . で覚えて弾いていて、
色々不都合が出てきたそうです。
(暗譜が飛んだら、楽譜を見たって もう弾けない. . . (T_T) )
楽譜を追いながら、
楽譜を見たら弾ける. . ようになりたいので、
バイエルから教えて下さい。
と、一年前にお越しくださいました。
ブラインドタッチ(鍵盤を見ないで弾くこと)が出来ると、
楽譜を読みながら、同時に弾いていけるようになるので、
譜読みが早くなりますよね。
忘れても、すぐ思い出せますね。
ブラインドタッチを身につけるのに、
バイエルなどの教則本はいいと思います。
鍵盤を、隣り隣り. . . と弾いていくスケール、
2度離れ、3度離れ . . .
基本の重音、基本の伴奏形. . .
などが、少しずつ難易度を上げて 順序良く、繰り返し出てくるので、
書かれた指使いを守って、反復練習していくと、
手が、鍵盤と鍵盤の距離を覚えていって、
ブラインドタッチが 身についてくると思います。
中盤以降は、曲も とってもきれいです。
同じ音型で 規則的に2度ずつ上行下行していくハノンもいいですね。
一年が経ち、
ずいぶん ブラインドタッチが 身につかれました。
鍵盤を探して確認せずに、
楽譜を追いながら弾かれるようになってきました。(^_^)
月2回のペースで、
お仕事のお昼休憩時間(? たぶん. . )に
お越し下さっています。
ありがとうございます。
これからもよろしくお願いいたします。🎹🎵