2016.10.07
発表会まであと1か月となりましたので、
ほとんどの生徒さんが譜読みを完了し、
曲に表情をつけ、心をこめて弾く練習に入っています。
どんなふうにするのかというと、
まずは、楽譜に書いてあるとうり、
f (フォルテ = 大きく、強く) p (ピアノ = 小さく、弱く)
crescendo (クレッシェンド = だんだん大きく )
rit. (リタルダンド = だんだん遅く)
などなど…
音の大きさや速さに変化をつけていきます。
これだけでも、曲にずいぶん雰囲気がでますね。
それから、dolce (ドルチェ = かわいらしく)
leggiero (レッジェーロ = 軽快に)など
発想記号がついている場合もあります。
色々想像力を働かせながら弾いていきますよ。
小鳥が鳴いてる感じ、とか、つまさき歩きしてる感じ、とか、
元気よく歩いてる感じ、悲しくてため息ついてる感じ、
しずくがポット~ンって落ちる感じ、
右手が「あのね」って言ったら、左手が「なぁに?」って聞く感じ …
色々想像してみましょう。
歌詞のある曲なら、その意味も考えます。
恋愛ソングを選んだ生徒さんは、
「大好きです。結婚してください。これから幸せになりましょう。」
なんてのもあります。 … (*^-^*)
ただただ、一音ずつガツンガツン弾いてしまったり、
音符だけ拾ってサラっと流し弾きしてしまっては
味気ない演奏になってしまいますので、
聴いてくれる方のために、心を込めて弾きましょうね。
上記のような気持ちで、想像しながら、心の中で思いながら弾くといいですよ。
そして、そう弾くための方法、手指の使い方などをレッスンでお伝えしています。
おうちでキーボードや電子ピアノで練習している人は、楽器のしくみの違いから、
強弱の変化をつけにくかったり、
鍵盤の戻り方、上がってくる速さがちがうので、
フレーズの終わり方やブレス、スタッカートの方法がつかみにくいようです。
おうちで練習する時も、
ピアノで弾いたらこんな感じ、こんなタッチ…と
生ピアノを想像しながら練習するといいですよ。
それから…
まだ譜読みの完成していない生徒さん… ((+_+))
「忙しかった」
「右手だけ」
と言ってると、もう間に合いませんよ~ (>_<)
そろそろ本気モードで頑張りましょう!