2016.03.19
暖かい日差しが気持のよい一日でした。
今日は小さな生徒さんから素敵なプレゼントを頂きました。
Iちゃんは、教室に入るなりレッスンバックの中から、少し膨らんだ小さな封筒を私にくれました。
Iちゃんは年中組の女の子です。
はにかみ屋さんで、あまりしゃべらないけれど、ピアノが大好きで、いつも沢山練習をしてきます。
Iちゃんからのプレゼントを開けると、ビーズでできたハイヒールと、お手紙が入っていました。
ハイヒールはIちゃんが自分で作ったものでした。
Iちゃんに作り方を聞いたら、プレートに並べて水をかければ、簡単にできるとのことでした。
ハイヒールのプレゼントも嬉しかったのですが、お手紙もとても嬉しかったです。
幼い手で書かれた「あきのせんせい ぴあのおしえてくれてありがとう だいすき」なんて書いてあるのを読んだら、先生として冥利につきてしまいます。
私もIちゃんが大好きです。それはいつも努力をしているからです。
レッスンの後にお迎えに来るお母さんが「今日も泣きながら練習していたのですよ」と笑いながら教えてくれます。
Iちゃんは何となくできてしまう…といった器用さはないけれど、注意されたところは何回でも弾いて、出来るようになるまで努力することができます。
ぐずったり、不平不満を言ったりしないで、努力できるのは、Iちゃんの年齢を考えるととても偉いと思います。
努力できるのも才能の1つだと思います。
ひとつひとつ積み上げていくことの難しさに負けないで、これからもゆっくり頑張って欲しいです。
積み上げれば、段々高いところにいくことを忘れずに…。