2016.01.24
寒い一日でしたが、教室のドアを開けるとほんのり暖かい空気に包まれます。
薄日が射しているだけなのに、これほど暖かいとは…。
防音用の二重窓の保温性はたいしたものです。
教室は調布市のつつじヶ丘にありますが、周辺の狛江市や三鷹市からも生徒さんが通われています。
自転車で教室にいらっしゃる生徒さんは、さぞかし寒いのではないでしょうか。
お父さんと一緒にピアノを習っているY君は、マフラーで頭をくるんで耳当てがわりにしていました。
自転車で寒風ににさらされて、耳も鼻もすごく冷たかったのでしょうね。
今日は西日本や北陸でかなり荒れた天気になるようです。
東京はあまり影響は無いようですが、ベランダの植物は全て室内に入れました。
今日は寒さのことで、ちょっと怖い話を聞きました。
お母さんと一緒に教室に来たSちゃんは、寒さのせいか顔色があまりよくありませんでした。
「今日は寒いねー」とSちゃんに言うと、Sちゃんの代わりにお母さんが「そうですね…。寒いですね。でも私の故郷はもっと寒いです。今日は-25℃です!」と笑いながらおっしゃいました。
Sちゃんのお母さんは中国の北部…私の記憶が正しければ瀋陽…の出身です。
お母さんのお話によると、近頃は地球温暖化の影響で以前よりは暖かくなったそうですが、子供の頃は-35℃くらいまで気温が下がったそうです。
もちろん室内はとても暖かいのですが、暖房が効いていない縁側は冷蔵庫代わりに食べ物が置けるくらい寒いそうです。
そんな厳寒の地では、ありえないことが起きるようです。
お母さんが小学生の頃の話ですが、教室で同級生の子の耳たぶが突然取れてしまう事件が起きたそうです。
あまりの寒さで耳が凍傷をおこしていたようで、違和感を覚えて耳をゴシゴシ擦ったら簡単にとれてしまったそうです。
先生がすぐに救急車を呼んで、取れた耳を病院で縫合したそうです。
あまりに恐ろしい話で、さらに寒くなりました…。
日記の内容は23日分です。