2015.09.25
午前中はなんとか日差しが射していましたが、午後は雨が降ったり止んだりぐずついた天気になりました。
今日は五連休の後のレッスンでした。
教室は21日の敬老の日に回数調整のレッスンがあったので、私は三日ぶりに教室にきました。
土曜日に咲いた極楽鳥花は、枯れてシワシワになっていましたが、同じ蕾から新たな花が出ていて驚きました。いったいどんな仕組みになっているのでしょう。
面白い花です。
レッスンの方は連休の後、ということでいつもよりのんびりムードでした。
なかには楽しいお休みでのんびりしすぎたのか「あれ、ト音記号ってなんだっけ?」と真顔でつぶやく生徒さんもいました(T_T)
今日ラストのレッスンは中学生のE君でした。サッカーが得意で、真面目にしていればそれなりにカッコいい感じなのにいつもふざけてばかり…。
E君の生活はサッカー中心ですが、ピアノのレッスンはサッカーに良い影響があるというご両親の意向で習いにきています。
ふざけてばかりのE君がどうしたらピアノを真面目に弾くか…そんなことを考えながらいつもレッスンをしています。
世界的なサッカーの選手を目指しているE君に効きめがあるのは、ピアノがサッカーにも良い影響を与えるという事を話すことです。
今日もサッカーの本田選手やネイマール選手はリズム感を養う為に大人になってからピアノを始めたことや、サッカーだけでなく水泳の入江選手、大リーグの選手だった松井選手…その他色んなスポーツの選手がピアノを習ったことがあり上手に弾けるという事を話しました。
そんな話を聞いたE君は神妙な顔付きにすこーしなるのですが、真面目に弾くことが照れくさいのか、ふざけるような素振りで真剣にピアノを弾いています。
スポーツとピアノは全く関係無いようですが、どちらもリズム感はもちろんですが、一点集中する力が必要です。
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そして両手を利き手の区別なく同等に動かし、五感をフルに使い脳を活性化させるピアノは運動にも良い影響があるそうです。
また、プロサッカー選手になったピアニストもいたそうです。
イスラエル人のピアニスト、アバスは突然精神を病んでしまいピアノが弾けなくなったそうです。
そしてリハビリの為にとサッカーを始めたそうです。
その後、彼は練習に励み、とうとうプロのサッカーの選手になったそうです。
「ピアノの練習で身についた勤勉さが、サッカーで役立った」と彼が後に語ったそうです。
サッカーの為にピアノを習っているE君が、興味をもってレッスンができるように色々作戦を練っています…。
例えばE君の憧れの本田選手がオーストリアにサッカーチームを持ったそうなので、オーストリア出身の作曲家の作品をレッスンに取り入れるとか…。
オーストリアに行ったらシューベルトやモーツァルトの曲を知らないじゃあすまないんだからね!と、なかば強引ですが、サッカーに関連付けて楽しくレッスンできれば…と思います。
日記の内容は24日分です。