2015.09.06
レッスン前に、教室のホームページ改良工事を進めるべくパソコン教室に行きました。
改良工事、とはホームページをスマートフォン等で見やすいように縮小表示させるための手直しです。自分でホームページを作っているので大変です。
パソコン教室の後、欠席の生徒さんが出たのでレッスンまで2時間も間があいてしまいました。
というわけで、注文してあった楽譜を取りに、新宿の楽器店まで行くことにしました。
目的を果たして、楽器店を出たらまだ一時間も時間がありました。
時間潰しと休憩のため、新宿駅西口の地下にあるカフェ「ルゥール」に入りました。先に代金を払うシステムなので、レジの前に並びました。順番が来てカウンターの横を見るとかわいい容器に入った飲物の写真が見えました。
それはマンゴーとヨーグルトの飲み物で、ヘルシーでしかも美味しそうなので、早速注文しました。
マンゴージュースの甘さをヨーグルトが抑えてボリュームの割に飲みやすく爽やかな味でした。
見た目も味も大変よろしく大満足です。
休憩の後、教室があるつつじヶ丘に向い、今日のレッスンがスタートしました。
お母さんでもあり、会社でお仕事をバリバリこなすキャリアウーマンでもあるWさんは、先週のレッスンは所用で欠席されたので、2週間ぶりのレッスンでした。
Wさんはピアノの椅子に座ると「先生、こかんの話、皆にしたら笑いました。」と、にっこり笑っておっしゃいました
「こかんの話」とは、前回のレッスンの時にした雑談の話です。
この話は私の人生の中で1、2を争うくらい愉快な話ですので、この場を借りて発表したいと思います。
以前出張レッスンをしていた頃に、とておも面白いお母さんと出会いました。代官山の超有名高級フランス菓子店でケーキを習っていた彼女は、娘さんのレッスンが終わると、ご自分で焼いた本格的なフランス菓子をおやつに出してくれました。
プロ並みの腕前の彼女が作るお菓子の味はもちろん素晴らしいのですが、お話がとても愉快でした。
そのお母さんが「先生、私時々(変なことを)やっちゃうんですよ。」と前置きをしてから話てくださる内容は、どれも面白くて毎週レッスンがたのしみでした。
その一つが「コカンの話」です。
お母さんがまだ高校生の頃、北海道に住んでいた頃のお話です。
その日はお友達と一緒に通学バスに乗っていました。
お母さんがお友達の顔をなにげなく見ると、何やら心配そうな表情をしています。
そこでお母さんは、お友達を元気づけようと大きな声で言いました。
「Aちゃん、どうしたの?股間にしわなんか寄せて!」
お友達はびっくりして「股間にしわ!?」と聞き返しました。
そこでお母さんは思いっきり明るく、大きな声で「こ・か・ん」と言いながら、眉と眉の間を人差指で3回叩いたそうです。
田舎のバスとはいえ、花も恥じらう乙女が大きな声で「こ・か・ん」と言っちゃったのでした。
皆さんはもうお分かりだと思いますが、それは「こ・か・ん」でなく「み・け・ん」の間違えで、悩ましい表情を作っていたお友達は「そこは眉間っ!」とお母さんの間違えを即座に訂正したそうです。
この話を聞いた時はおかしくて、笑いすぎて涙が出てしまいました。
ご一家は引越してしまったので、レッスンは辞めてしまいましたが、お嬢さんはいまだに年賀状をくれます。
Wさんとはよく雑談をするのですが、この話には大笑いをされていました。
お仕事帰りのレッスンが、一日の疲れがリセットされるような楽しく有意義な一時になれば゛…と思います。
まだまだお話のネタ切れはしませんので、Wさん!楽しみにしていてくださいね★
教室HPはこちら→primaton.info