2015.01.28
教室は日当たりが良く、天気が良い日などはドアを開けると室内の空気が暖かくて驚くことがあります。
春の到来までは、まだ少しかかりそうですが、室内の植物たちは新芽を出し始めました。
大きな葉のセロウムは、葉がどんどん落ちていくので、もう枯れるのかと思っていましたが、窓際の特等席に席替えをしてあげたら、大きな新芽がニョッキッと顔を出しました。
植物は正直でかわいいです。
今日はRちゃんが面白い心理テストをしてくれました。
それは、「私」「橋」「鍵」「うさぎ」の4つの言葉を使って、簡単な文章をつくるのですが、なかなか面白い結果がでました。
この日記を読んでいる皆さんも、この4つの言葉を使って文章を作ってから先を読んでくださいね。
私の文書は、「私が橋を渡って学校に行ったら、鍵が壊れた小屋からうさぎが逃走していた。」でしたが、Rちゃんが顔を真っ赤にして「先生、それじゃあ大変だから、学校とか小屋とか入れないでもっとシンプルなのにしてもう一度作ってください!」と笑いながら言いました。
「なんでやねん」と思いつつ「それじゃあ、私は橋を渡っているうちに鍵を失くして、うさぎが鍵を拾ってくれた、でどう?」と言うとRちゃんがOKを出してくれました。
4つの言葉はそれぞれシンボル的な意味があって、その意味をRちゃんに教えてもらって大笑いしてしまいました。
あまり面白かったのでRちゃんの後に来た生徒さんにも文章を作ってもらいました。
Kちゃんは「私はうさぎです。鍵を持って橋を渡りました。」、Sさんは「私が鍵を失くして橋で佇んでいたら、向こう岸にうさぎがいた。」そしてRちゃん自身は「私とうさぎが橋を渡っていたら、鍵を拾った。」だったそうです。
ついでですが、Rちゃんのお母さんは「私とうさぎが橋で遊んでいたら、鍵を失くした。」と文章を作ったそうです。
さて4つの言葉が持つ意味ですが、「私」は「自分」、「橋」は「人生」、「鍵」は「愛」、「うさぎ」は「恋人」だそうです。
私、Kちゃん、Sさん、Rちゃんとお母さんの文章をそれぞれの言葉で置き換えると、とても愉快な内容となります。
私の最初の文章…!うさぎ(しかも小屋に閉じ込めていた)が、小屋の鍵が壊れたせいで逃走した(できた!?)って…どういうことでしょう(一一")
Rちゃんが笑うはずですよね…。
それにしても大人が作る文章は皆「鍵を失くす」でした。子供は鍵を持ったり、拾ったりしています。人生経験の違いですかねえ…。面白いテストでした。