2014.10.04
読書の秋、と言いますが、最近通勤電車の中ではもっぱら本を読んでいます。
今日も電車での読書を楽しもうと思って座席に座ると、隣の男性がパソコンを開いて仕事をしていました。
パソコンの画面を見ると悪いので本に目を向けるのですが、目の端に写るキーボードを打つ男性の指が気になって本に集中できないのです。
右手の人差指だけでタイピングしているのですが、その一本指打法の速さは猛烈で、彼の超絶技巧を思わず凝視してしまうのでした。
私は10本の指で打ってもミスタッチが多くて、通っているパソコン教室では自ら入力した文章を読んで思わず吹き出しそうになります。
そして自分だけでウケているのがもったいなくて、エクセルの問題集を解いている見知らぬ隣人に見せたい衝動を抑えるのに苦労しちゃうのです。
自分の苗字を打てば「殺せ(korose)」…正しくはkurose…と変換されるし、問題集の文中の「アントシアニン」は「あんロシア人」等々…。
ピアノはキーが横一列に並んでいるので横の動きには慣れているのですが、パソコンのキーボードの上下に移動する動きが苦手のようです。
パソコン教室の後、ふらりと寄ったつつじヶ丘駅の本屋さんで、面白い本をみつけました。
「おかんのメール」という本で、お母さんの誤字脱字メールや意味不明メールを紹介している本です。
「あと五分どつくよ(あと五分でつくよ)」とか、「赤外線通信」を「紫外線通信」と取り違えたり…。
おもしろくてこの本を買いたくなりました。
教室は嬉しいことがありました。
ご病気でレッスンをお休みされていた大人の生徒さんが、10月から復帰されることになりました。体調が良くなって本当に良かったです。
そして昨日体験レッスンをされたお嬢さんが、教室の新しい仲間になりました。
年長組のEちゃんは、体験レッスンで練習した幼児用の練習曲集「ピアノドリーム」の曲を、帰るまでずっと弾いていました。そして楽譜が少し読めるようになったので、体験レッスンでは教えなかった先の方の曲まで挑戦していました。
ピアノを弾くのが好きなだけでなく、楽譜を読むことにも興味をもったEちゃんの上達が楽しみです。