とはいえY君のレッスンをしていたら、額にうっすらと汗がにじんできました。
年長組に進級したばかりのY君は、ピアノの前で40分座っているのはまだ無理なので、ピアノの他に、歌を歌ったり、小物楽器で合奏したり、楽典をまじえたゲームをしたり盛りだくさんなレッスンをしています。
レッスンの後ちょっと疲れてしまって、窓の外をぼーっと眺めたら、いつもと変わらぬ京王線つつじヶ丘駅のホームの向こうに、ピンクや白の花を枝いっぱいに付けた木が見えました。
それは何十本ものハナミズキの木でした。
中学生のNちゃんのレッスンの後はかなり時間が空くので、散歩がてらハナミズキの花を見に行くことにしました。
つつじヶ丘駅を通り抜けて南口に出るとバス停があって、その裏側には一面ハナミズキの木が植えてありました。
一青窈さんの「ハナミズキ」の歌詞にあるような薄紅色のハナミズキも素敵だし、純白のハナミズキもなかなか清楚できれいです。
一青窈さんはニューヨークの同時多発テロのメッセージソングとして「ハナミズキ」を作ったそうです。
難解な歌詞を持つ歌ですが、テロに対する怒りの連鎖が止まるようにとの願い、一人一人が自分の好きな人と、さらにその人の好きな人の幸せを祈っていれば、いつかは果てない戦争やテロが無くなる…といった思いが込められているそうです。
「ハナミズキ」の花言葉は「私の思いを受け取ってください」。雨の中、枝を天に伸ばし精一杯花を咲かせるハナミズキに元気をもらったような気がしました。
果てない波がちゃんと 止まりますように
君と好きな人が 百年続きますように…
奥深い素敵な歌詞ですね。
ハナミズキの写真を教室のホームページ「教室日記2014年4月」の方に沢山アップしました。
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