2014.04.17
お昼過ぎに教室に着いて、ピアノの部屋の分厚い防音ドアを開けると、室内は暖かい空気が充満して暑いくらいです。
日当たりが良く、窓が二重になっているので空気がこもって室温が上がるのでしょう。
教室に着いたらすぐに窓を開けて、空気の入れ替えをするのが日課となっています。
Sさんのレッスンでは、脱力して音を出す練習や、モーツァルトのソナタのアッポジャトゥーラ(前打音)の弾き方を練習していたら、次に生徒さんがいないこともあって、1時間近いレッスンになってしまいました。
レッスン前に色々と楽しいお話をしたのもレッスン延長の原因の一つですが…。
Sさんも長いレッスンでお疲れになったのではないでしょうか。
レッスンの合間にパソコンを習いに行きました。もともとはエクセルを習っていたのですが、教室を移転したので、プリーマトーン音楽教室のホームページを改定しなければならなくなって、今はホームページ作成コースに通っています。
自分が習う立場になると、生徒としての自分と、教える立場として先生を客観視する自分が共存して、授業で学ぶ内容以外に、どう授業をしたら良いか、どんな先生が生徒にとって魅力的なのか…色々と勉強になります。
固い話は少し置いておきますが、パソコン教室の先生はとにかく凄いです。
ご愛用のパソコンのキーボードは文字が剥げかけていて、そのキーボードの上をショパンのエチュードでも弾くがごとく超高速で指を正確に動かして、さらに多彩なショートカットキーを魔法のように使ってこともなげにパソコンを操作するのです。…先生がどのキーを押したのかさっぱり見えないのは動体視力が弱っているせいでしょうか…。
私がピアノを弾くと生徒さんが私の指が倍くらいあるように見える…と言うことがあるのですが、私にとってパソコン教室の先生は指が倍あるようです。
先生は私がノタノタ1本指で入力しても、めったに使わない「C」の文字や、記号の「|」がキーボード上で見つからずもたもたしても、USBメモリと間違ってシャープペンの芯のケースを自信満々に出しても、いらいらせず(本当はイラッとしているのかなあ…)、訳の分からない質問も二つ三つ単語を言えば冷静沈着、明解に答えてくれる、まるで先生ご自身がパソコンのようです。
…飼っている犬と飼い主が似てくるように、先生はパソコンと共に暮らしているから似ちゃったのかな…。
物を習う立場になる事は、自らの反省点を考える良い機会でもあり、どんな時も楽しく、わかりやすく、熱意のある指導ができれば…との思いが強くなります。
パソコン教室の後、疲れたのでつつじヶ丘駅のコンビニのイートインでプリンを食べました。
レッスンの後のおやつを楽しみに教室に通う小さい生徒さんの気持ちがわかる~!!