2022.03.04
今日は3才のお嬢さんの体験レッスンから始まりました。
歌をうたったり、リズム活動をしたり、絵を描いたり…楽しい一時が過ごせました。
もうすぐ2才の下のお嬢さんも、お姉さんと同じことがしたくて、水色の色鉛筆でお絵かきの参加をしてくれました。
そして帰る時も、水色の鉛筆を握りしめていました。
多分私がその手から色鉛筆を回収すると泣きだすと思ったので、お母様に回収を依頼しました。
思った通り、顔を真っ赤にして泣きだし…。
賑やかにレッスンが終わりました。
最後のレッスンはロシア人の生徒さんでした。
1月から帰国していて、今日が今年初めてのレッスンでした。
いつも通り洗面所で手を洗ったあと、教室に入ると、ロシアのお土産をくださいました。
金色の紐をハチの羽の形のように結んでいる瓶の中に、カボチャの種入りの蜂蜜が入っていました。
ウラル山脈がある彼女の故郷は蜂蜜が特産品だそうです。
カボチャの種の入った蜂蜜は初めてです。
「わー有難う!ヨーロッパに何回か行ったことがあるけれど、カボチャの種が入った蜂蜜は初めて!」思わす声が弾んでしまいました。
ですが、正直レッスンの始まる前は、こんな時期なので彼女とどんな話をしようか、正直迷っていました。
すると彼女から色々とお話をして下さいました。
日本に帰る際は、空港で警察から渡航目的や、今の政権に対してどう思うか…などの質問をされたそうです。
そして反戦デモに参加した友人が拘束されてしまったこと…。
少し痩せて見えたので「少し痩せた?」と彼女に聞くと戦争が起きてストレスになっている…と静かに答えました。
ロシア人のことを知っている人は、ロシア人がどんなに平和を愛しているかわかってくれるが、そうでない人はロシア人全般を悪く言うので、それがストレスになる…と言葉を続けました。
実際、彼女から聞くロシアの人々の生活は、私達と変らないし、彼女自身も静かで思慮深い女性です
双方の国で傷つく人が増える一方の戦争…私達人間が何回も繰り返している無意味な蛮行…が早く解決することを願って止みません。
毎日ウクライナの惨状をニュースで見るのは、本当に辛いです。