2020.03.01
新型肺炎の広がりで、全国の学校が休校になりました。
今日は子供たちに、休校中はどうやって過ごすのか聞いてみました。
皆さん「わからない…」と答え、突然のお休みに戸惑っている様子でした。
肺炎の影響は日々様々なところで感じます。
例えばデパートに楽譜を買いに行った時、「外出するのも大変な時に、お越し頂きまして有難うございました。」と店員さんにお礼を言われたり、閑散とした惣菜売り場に行けば、ちょっと緊張した表情の店員さんが「(感染に)気を付けて下さい」と声を掛けてくれたり。
今朝、つつじヶ丘駅ではこんなこともありました。
子供連れのご夫婦がエレベーターの前に立っていました。
小さな子供がエレベーターのボタンを押そうとすると、お母さんが「ダメ、ボタンに触っちゃ!」と子供を叱ります。
そしてエレベーターに乗り込み、また子供がボタンを押そうとすると「ばい菌が付いてるからボタンは触らないの」とお母さんが言いました。
そしてご夫婦はご自身たちもボタンを押さないで、ドアの前で仁王立ちになっていました。
子供だけでなく、自分も押したくないんだ…仕方なく私がボタンを押しました…
町じゅうからマスクが消え…ついにはトイレットペーパーやティッシュ、キッチンペーパーまで消えました。
中国からトイレットペーパーが輸入されなくなって品不足になるというデマが広がったそうです。
レッスンのあとパソコン教室に行きました。
ホームページ作成の授業を受けるためです。
授業のあと先生にトイレットペーパーが無くなった話をしました。
すると先生が、数日前に量販店に行った時の話をしてくださいました。
18巻入りのトイレットペーパーを3個(54巻!)抱えた女性がいたとか…。
もう「あさましい」としか表現できなかったそうです。
ウィルスという見えない敵との戦いから、人間の醜い部分が見えてしまいました。
世界規模の緊急時となっていますが、冷静になって、皆で協力して病に勝ちたいですね…