2019.02.25
「はい、先生!」
Rさんが教室に入るなり言いました。
差し出した手には、袋に入った保存容器が…。
「あっ、また水餃子を作った!?わー、嬉しい!」
先日、春節のお祝いで作った水餃子を頂いたばかりなのに…。
Rさんはニコニコ笑いながら「今度は牛肉とピーマンと牛肉とセロリの餃子です。」と言いました。
豚肉の水餃子はよくありますが、牛肉とは珍しい…。
しかもこの水餃子は、Rさんが具を作り、奥様が皮を作った正真正銘の手作り餃子です。
…なんとなく、いつも料理を作る女性が具、力のある男性が皮を作りそうな感じがしますが、Rさん一家は反対だそうです。
なぜか具はRさんの仕事、奥様は皮作りが得意なんだそうです。
とはいえ、中国は男女平等なので、男性も料理は作るそうです。
Rさんは牛肉の美味しい部位や、食べ方をお話してくれました。
先日頂いた水餃子には、エビが入っていました。
頂いた時に、中身の説明をしてくださって、自分で作りたくなり自宅でも作ってみました。
皮は市販の餃子の皮を使いました。
皮に弾力が無いのと、中身が硬くて何だか美味しくない…。ちょっとがっかり。
Rさんから頂いた牛肉の水餃子を冷蔵庫に入れた後、あらためてエビ入り水餃子のレシピを教えて頂きました。
★具の材料
ニラ(4束)、玉子(7~8個)、エビ(1キロ)、サラダ油(大さじ2)、醤油、ごま油、塩、うま味調味料(各少々)
量が多ければ半量で…
★作り方
ニラを5ミリ程度のみじん切り、エビは1センチ程度に切る。
玉子を炒める。80%ほど熱が入ったらお皿に取る。炒めすぎると具が硬くなる。
材料を混ぜる。塩は最後に入れた方が良いそうです。
あとは焼き餃子のように皮に包み、熱湯にいれて茹でるだけ。
焼き餃子よりも簡単で、ヘルシーです。ただ皮も自分で作ったら、なお美味しいのでしょうが…。
Rさんは、昔お母様が作った大根の水餃子、カボチャの水餃子の話をしてくれました。
大根の餃子は、女性には大人気だったそうですが、大根が臭いのでご自分とお兄さんは嫌いだった…。
お母さんが作るカボチャの水餃子はとても美味しかった…。
Rさんのお話を伺って、どこにでもありそうなな家族の食事風景が、目に浮かびました。
国は違っても、どこの家族も同じだな…。
頂いた水餃子を茹でてみました。
セロリ水餃子もピーマン水餃子も信じられないくらい美味しかったです。
個性的な野菜ですが、牛肉との相性はぴったり!
良い味のハーモニーを出しています。
家庭料理というよりも、専門店をひらいたら飛ぶように売れそうな感じです。
つつじヶ丘でお店を出して欲しい!
ちよっとお洒落な飲茶カフェ。
美味しい中国茶と飲茶でゆっくりおしゃべり!!!
いいと思いませんか?
写真は、下がRさんの水餃子
上が自作のエビ水餃子