2018.11.14
今日は教室のクリスマス会の準備で、仙川まで買い物に行きました。
クリスマス会ではキャンでディーのつかみ取りをします。
そのキャンディーを買いにお菓子屋さんに入ると、気になるお菓子がありました。
ガムが三つ入っていて、そのうち一つが超すっぱいという、いわばロシアンルーレットのようなお菓子です。
つかみ取りするにはパッケージが大きすぎるので、これはダメだな…と、思いましたが、これを生徒さんとやってみたいなという気持ちがフツフツとわいてきました。
今日のラストの生徒さん二人は、甲州街道沿いに教室があった頃からピアノを習っている生徒さんです。
一人は高校3年生のKちゃん。もう一人はSさん、男性の生徒さんです。
KちゃんとSさんに運試しのお付き合いをしてもらうことにしました。
まず先にレッスンが終わったKちゃんが端の1つを手に取り、口の中にガムを入れました。
小さな頃からあまり表情を表に出さないKちゃん。
上を見ながらガムを噛んでいます。
Kちゃんの顔を見てもわからない。
すっぱいの?そうでないの?
「まあ、子供が食べるお菓子だから。うふふ…。ガム美味しい!」
謎の言葉を残し教室を去りました。
Sさんは、レッスン前にガムを食べるわけにはいかないので、運試しは後回しでレッスンを始めました。
話は変わりますが、Sさんから変わったものを見せて頂きました。
Sさんは先週、「真言密教の世界展」という展覧会に行ったそうです。
その時についつい「くだらない」物を購入してしまったそうで、Sさんが反省するそのくだらない物を持ってきてくれました。
それはポインターのような物でした。
スイッチを入れると光が出て壁に不動明王が写るそうです。
実際に壁に向けて光を当ててもらうと、くっきり不動明王が映し出されました。
…私もそのポインターが欲しくなりました。
別に不動明王が好きなわけではありませんが。
なんかカッコいい。
Sさんは、それをポインターとして使いたかったそうですが、懐中電灯のように光が広がり、不動明王が拡大されてしまう為、ただの「くだらない」物になってしまったようです。
さて、ガムですが、レッスン終了後Sさんと勝負(?)をしました。
Sさんがガムを見つめて「あっわかりました。どっちが酸っぱいか。でも先生が先に取ってください。」と言いました。
なら真ん中を取ろうじゃない!!
私は、真ん中のガムを口に入れました。
続けてSさんが端のガムを口に入れました。
「すっぱーい!!」
さあ、どちらが悲鳴をあげたでしょう!?
ほっぺがきゅっとなるほど酸っぱい味がしました。
すっぱさに顔を歪める私を見て、余裕の笑顔のSさん。
思えば今年は酸っぱいことが沢山ありました。
USBメモリが壊れてデータが無くなり、パソコンが壊れて散財し、一か月近く風邪が治らず…
ため息。