2018.07.05
風が強い一日でした。
梅雨の戻りのように、はっきりしない天気が続きます。
そんな中、今日も元気な子供たちが教室にやってきました。
もうすぐ発表会ですので、レッスンもその演奏曲が中心のレッスンになります。
ペダルを初めて踏む生徒さんには、上履きを用意して頂いて、靴で踏むペダルの感覚を覚えてもらっています。
知らない場所の慣れない大きなピアノで、大勢の人の前でピアノを演奏する…とても想像しただけで緊張します。
そして、練習すればするほど、発表会で普段通り弾くことの難しさを、実感します。
ですので、できるだけ「普段通りの演奏」ができるように、発表会当日に近い状態で練習することをお勧めしています。
発表会のステージで、裸足やソックスでペダルは踏みません。だから靴や上履きを履いて…。
そして、演奏する時は、いつも集中して…発表会で弾く時のように。
とはいえ、発表会は月末、子供たちにはまだピンときてないようです。
「○○ちゃん、発表会まで、先生と3回しか会えないよ。」
そう私が言うと、「えっ!?そうなの!」と驚いています。
このぐらいのんびりしている方が、当日緊張しないのかな…。
この「のんびり」が、私の胃をキリキリさせることもありますが、気分転換をさせてくれることもあります。
発表会まで、もうひと頑張りが欲しいNちゃん。
彼女が見せてくれた鉛筆。
それは指先でしか持てないほど、短く削ってありました。
たくさん勉強したらこんなに短くなった、Nちゃんが笑いながら言いました。
使いづらそうだけど小さくて、カワイイ…。
もう少し先を尖らせようと、色鉛筆用の鉛筆削りで、削ってみました。
鉛筆は短すぎて、鉛筆削りの中にすっぽり入ってしまいます。
ナイフだとガタガタになるから削りたくないし…Nちゃんが言いました。
どうにか削れないかね…。
Nちゃんと、手垢で汚れた鉛筆の先を眺めながら考え込んでしまいました…。