2018.04.20
4月から幼稚園生になったMちゃんの3回目のレッスンがありました。
3月の体験レッスンでは、なにもかも初めてで、少し戸惑っているように見えました。
でもご自宅に帰ってから、「Mちゃん、ドが習いたいの!」と、お母さんに言ってたそうです。
まだ集中力が続かなくて…お母さんはそうお話していらっしゃいましたが、今日は丸、三角、四角の色分けや、鍵盤のイラストでドの音を探す課題を一生懸命やっていました。
とはいうものの、形の色分けでは、塗り絵に疲れるのか、「塗ってみる?」と、時々私に聞いてきます。
もうやりたくなーい!と、投げ出さず、自分だけ色を塗ってて悪いな…という気配りのニュアンスを醸し出しながら、拒絶の意思をやんわり表明する…。
生まれて何年もたたないのに、人を傷つけないで、自分の意思を伝えられる…Mちゃん。
私も、見習わないと…!?
そして今日はとうとうピアノで、ドの音を弾くことが出来ました。
小さな指で、8個のドを迷うことなく弾いています。
Mちゃんは、ピアノは椅子に座って弾くものと思っているらしく、たまに私と同時に椅子に座りそうになることがあります。
まだ椅子に座って弾くことはできないけれど、夏休みくらいには楽譜を見ながらピアノを弾いているかもしれません。
「色々な事を少しずつ」がモットーの小さな生徒さんのレッスンは、懐石料理のようです。
歌って、弾いて、動いて、聞いて、叩いて、書いて、描いて、考えて…。
そして今日は「寝て」が増えました。
レッスンが終わるとMちゃんはゴローンと床に寝てしまいました。
気持ちよさそうに…。
来週も頑張ろうね!
ドが弾けたら、次はレだからね