2018.01.28
寒い日が続いてます。
生徒の皆さんも暖かそうな服装で教室にいらっしゃいます。
帽子にマフラー、手袋…暖かそうなコート…。
なかでも、男の子の生徒さんは「俺、今日は5枚着てきた!」とか「僕、4枚着てる」とか言って、わざわざ1枚ずつ着ているもの見せてくれます。
今日も、そんな暖かそうな服装の男の子がいました。
S君はジャケットのフードをすっぽり被り、その上に毛糸の帽子、ネックウォーマーで口元を覆い、まさに完全防備で教室に来ました。
そして部屋に入るなり、「暑いっ!」と言って、着ていたものを脱ぎ始めました。
…ここは、南向き、大量の熱を放つ照明器具がギラつく常夏の教室。
その恰好は、暑いでしょ…
彼が脱ぎ捨てたシャツなどを、呆れながら椅子にまとめると…なんだか創作意欲がわいてきました。
「これ、人が作れるんじゃない?」
楽典の宿題をやり忘れて、慌てて書いているS君の脇で、衣服を椅子に着せてみました。
するとS君がリュックサックも背負わせよう、と言いました。
私が「手袋もあるといいな…」とつぶやくと、S君は「あるよ!」と言って、小さな手袋を取り出しました。
S君のお手伝いで、S君が脱皮したかのような人形が出来上がりました。
お迎えにいらしたお母さんの反応を楽しみに、ピアノのレッスンが始まりました!
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