2017.12.24
今日は、ちょっと面白いことがありました。
小学校1年生のRちゃんは身長が高くて、活発な感じの女の子です。
抜けかけた前歯をわざとブラブラさせて、教室に来るような、ひょうきんな面もあります。
今日はRちゃんと雑談していて、RちゃんがT幼稚園の卒業生だということがわかりました。
教室にT幼稚園の生徒さんが二名いるので、Rちゃんにその二人を知っているかどうか聞きました。
するとRちゃんが「Kちゃん知ってるー!」と言いました。
そして「Kちゃん、小さくてかわいいでしょ。だからKちゃんのお世話をするので、お友達とKちゃんの取り合いになったの。」と言葉を続けました。
RちゃんとKちゃんは2才違い。
年長組のRちゃんが、年少組のKちゃんのお世話をしたのでしょう。
年中組になったKちゃんは、たしかにかわいいのですが、かなり身長が高く、小学校1年生くらいに見えます。
「今ね、Kちゃんすごく大きくなったよ。小学生みたいよ。」と、Rちゃんに言いました。
するとRちゃんは「えー。大きいKちゃん嫌いー」と言い出しました。
大きいKちゃんが嫌い…?思わず吹き出してしまいました。
「いつまでも小さいなんて、Kちゃんかわいそうじゃない?」と私が言いました。
そんな話をしながら、レッスンが始まりました。
Rちゃんが楽譜を譜面台に置いて、練習している曲のページを開きました。
その本は、Kちゃんも使っています。
「あれ、この本Kちゃんも使っているけど、Rちゃんが弾いている曲のちょっと前を弾いているよ。わー大変だ。抜かされちゃうかもよ。」
少し大げさに、Rちゃんに言いました。
二人がピアノを始めた時期は数ヶ月違いなので、レベルはそう違いません。
のんびりしているRちゃんも流石に焦ったのか、少し緊張ぎみにピアノを弾き始めました。
そして、その演奏は完璧でした…。
ショック療法が、功を奏したのでしょうか!?
大きくなったKちゃん、しかもピアノで抜かされそう…Rちゃんには二重の驚きだったかもしれませんね。
来年は発表会で、この二人は再会するかもしれません。
その時の二人の反応が楽しみです。
今日ラストの生徒さんから、かわいらしい和菓子のクリスマスプレゼントを頂きました。
有難うございました。
でも、形を崩すのがもったいなくて食べられません…どうしましょう。
★日記は22日ぶんです。