2017.09.05
涼しい日が続きます。
今日は出勤途中で寄った駅のコンビニで、面白い駄菓子を見つけました。
カプセル糖衣のラムネですが、薬のような効能書きが包装に書いてあります。
アイナイン ゴールドX…ケンカ後の仲直りにお二人で。ケンタイ期の方に。
正論丸…うそ、ほら、ゴリオシを言いたい時など。
独身打破…人の幸せが羨ましい時に。
こんな駄菓子が、駅のコンビニで売っているなんて…しかもこの「つつじヶ丘駅」で…。
最近はコンビニでも、楽しいものを売ってますね。
早速、そのラムネを購入しました。
…本当に効果があるのかなあ…(=_=)
レッスンの方は、しばらくお休みしていた生徒さんが復帰しました。
中学3年生、受験勉強に加えて、サッカー選手を目指しているE君は、この夏は夏季講習とサッカーの遠征で大忙しだったそうです。
志望校もだんだん絞られてきたようで、勉強の話、サッカーの話、積もる話を聞かせてくれました。
お母さんや妹のお話では、E君はうちでは殆ど話さないそうです。
ピアノ教室は、勉強やサッカーの息抜きの時間なのかもしれません。
身長は184センチにもなったけれど、話している様子は、子供の頃から全然変わらないE君です。
ところで、今月は月末に秋の発表会があります。
夏の発表会に出られなかった生徒さんと、大人の生徒さんが出演します。
その中の生徒さんで、メンデルスゾーンの無言歌集からOp.53-3を弾く生徒さんがいます。
「むなさわぎ」とか「プレスト アジタート」と呼ばれることがあるこの曲は、スタッカート、ポルタート、レガートと色々なアーティキュレーションが付いています。
それぞれの意味を考えていると、メンデルスゾーンがこのように弾いて欲しいという意思が、強くよみとれます。
その中でひとつ気になる記号があります。
「<>」の記号で、アクセントをシンメトリックに並べたような形をしています。
ブラームスがよく使っているのですが、Op53-3の最後のほうにも出てきます。
いままでもこの記号には何回も出会ったことはありますが、真剣にこの記号のことを考えたことがありませんでした。
前後の流れからアクセントのような感じとは思っていましたが、アクセントとはどう違うのだろう…。
そしてこの記号は、なんという記号なんだろう…。
日曜日に今井顕先生が開いているピアノ塾に参加して、この記号の意味をお聞きしました。
この記号はテヌートよりも思い入れがある時に使われるそうで、実際の演奏ではルバートする、時間をかけて(ゆっくり)弾くそうです。
歌でいえばMessa di voce(一音を段々大きくして、その後段々小さくする、ふくらませる歌い方)だそうで、ピアノでは不可能なので、少し時間をかけて長めに、思いが含まれるような弾き方をするそうです。
そして、なんとこの記号には名前がないそうです。
そんな記号もあるんですね。
ちょっと驚いてしまいました。
さて、今月は秋の発表会に向けて、生徒さんと共に頑張ります!