2017.05.26
曇り空が広がりますが、とにかく教室は暑い!
常夏です!
ピアノを照らすスポットライトが熱源となり、季節を問わず暖かく、暑いのです。
そしてレッスンの方も、夏の発表会に向けて熱いレッスンが続きます。
教室は小さなお子さんの生徒さんが多く在籍しています。
というわけで、ピアノのキャリアも皆さんだいたい同じ位。
発表会の曲決めは、悩ましいかぎりでした。
学年で演奏時間に制限があるので、曲も限られたものになります。
生徒さんの個性や、得意そうな曲調を考えて、考え抜いて演奏曲を選びました。
そして5月も終わりが近づき、小さな生徒さんもやっと曲の全貌(両手で最後まで弾けるようになった!)が見えるようになりました。
時に厳しいレッスンになるかもしれませんが、きれいに弾けるようになればきっと楽しくなると思います。
私を嫌いになっても、ピアノは嫌いにならないで!…あらら、どこかで聞いたことがあるフレーズ。
私も発表会では先生に決めて頂いた曲を色々と弾きました。
大学の発表会では、常にリストの作品を弾いてました。
先生が特にリストが好きということは聞いたことがなかったので、多分私に合うと思っての選曲だったのでしょう。
…リストといえば超絶技巧!…できれば弾きたくない、が私の本音でした。
でも、私以上に私のピアノの長所、短所をご存じな先生に決めて頂いた曲を、今様に言うなら「無理!」なんて言って拒否できませんでした。
という訳で発表会までの練習は大変なものでした。
ピアノの弦が「バリッ」と音をたてて切れることもしばしば…。
そして練習を重ねて、いざ本番!
…緊張して思うような演奏ができず、悔しい思いをした回数の方が多かった気がします。
でも練習の過程で得られたことは沢山ありました。
いまとなっては、先生に感謝しかありません。
私の力不足な演奏を真剣に怒ってくださって、妥協は決してしなかった竹山悠紀子先生。
指とピアノの物理的な作用として音の出し方を指導してくださった唯一の先生でした。
そしてその生徒一人一人の体や指の状態を考えて、ベストな音が出るように(怖かったけれど!)真剣に教えてくださいました。
お元気かなあ…。
ところで発表会の曲を決める時は、その生徒さんのテクニックももちろん考慮します。
竹山先生が私にリストばかり選んだのも、私の手が11度(ドから1オクターブ上のファ)まで広がり、離れた音も苦労しないで弾けると思われたのでしょう。
離れた音は単品で弾けても、行列のように並ぶとやはり難しいんですよねえ…。
今日も発表会に参加する小さな生徒さんのレッスンがありました。
いつもより少し難しい曲を練習して、どの生徒さんも真剣そのものです。
皆さん不安まじりな表情ですが、あと少し頑張ってくださいね!
さて、レッスン以外のトピックですが、生徒さんからブロッコリーを頂きました。
ご自宅の畑で採れたそうです。
新鮮で美味しそうです。
サラダで食べようかな♪
有難うございました!