2020.09.16
《こそ練意味》
(先生から出された課題以外の自分の弾きたい曲や、技術が足りないからまだ弾いてはいけないと言われた曲を、先生に内緒で、こっそり練習すること。そんな言葉があるかは定かではない。)
音楽をされてる方なら
一度は、こそ練をした事があると思います。
特に自分は、小学生の頃
こそ練の常習でした。
あなたにはこの曲はまだ早いとか
手が小さいから無理と言われると
逆に闘志に火がつくのです。
あと一年待ちなさいと言われても
どうしても今すぐ弾きたいのです。
楽譜を入手しては
課題も勉強もそっちのけで
毎日そればかり練習し
今思うと、こそ練に物凄く時間と労力を
かけていました。
当然、出された課題は
練習出来ていません。
そう、
これは先生と親に怒られるリスクを伴うのです。
もちろん、先生のおっしゃる通り
技術が足りないので、完成には程遠いです。
しかしながら、不思議と上達したのです。
何としても弾きたいという思いで
背伸びして必死に練習したので
気づいたら、初見力、技術、音楽性が、
以前よりも身についていたのです。
全てではありませんが、少なくとも
今の自分は、こそ練あってこそ
だと思います。
先生から出された課題は
しっかり仕上げないといけません。
でも、少し寄り道して、幅を広げること
色んな可能性を見つけることも大切だと思います。
どうぞ皆さま
大いに、こそ練やって下さい。