2014.12.24
12月後半はコンクール三昧です。ぽっかぽか♪みゅーじっくらんどでは、カワイのコンクールに毎年何名か出場させていただいています。いつもの発表会よりも大きな舞台で飛躍を期待して。しかも、「観客全員がまじめに聞いている!この緊張感」も体験してもらいたいなあと思っています。
今回は、連弾こどもCコース一名。Bコース2名。ピアノ子どもコンBコース一名、Aコース1名。お歌コン小学1.2年の部1名。の、のべ5名(実は娘が3つかぶって出ました。なので、実際は3名ね)その心意気に「心意気大賞をあげたい)結果は連弾子どもBコースで努力賞。ピアノ子どもAコースで努力賞でした。
連弾に関しては、今回初めての出場。先生が伴奏パートを弾き、子どもと一緒にというパターンのこのコース。今年研修に出てみて曲の美しさに「これは、体験させてあげたいな。で、積極的に進めてみました。私は電子オルガン出身なのでもっぱらドリマトーンコンクール出場。子どものころに「ピアノコンクール」には出たことなく、子どもと一緒にちょこっと緊張し、ドキドキ同期させ、楽しい時間が過ごせました。練習も、二人で合わせる時の感覚が生徒ちゃん達と「なんか楽しい!」の連続で、ずれたり、外したりした時の会話もいつものレッスンとは違うもので、いい体験になりました。
ピアノソロの部、今年は例年と少し課題曲が変わったり形式が変わって、「他のお教室の子、どんな子がエントリーしてるかな?」とドキドキしてましたが、おお!だいたいいつもいる子たち。何年も一緒に出続けているので、よそのお教室の子も「今年は荒かったなあ」とか、「めっちゃ実力アップしてる」とか、面白いです。
お歌の部。これは、もううまいとか下手とかどうでもよく(よくはないかもしれんけど)子どもたちが一生懸命な姿が、ダイレクトに伝わって、もう可愛らしくって。毎年、癒されています。
さてさて、どうしても「賞が取れる」「取れない」にこだわりたくなっちゃったりしますが、子どもたちって、舞台を踏むたびに飛躍的に伸びるんです。しかも、コンクールまでの道のりで、練習の大切さも体感しますし、賞取れたら「次も頑張ろう」につながるし、賞取れなかったら「じゃあ、どうすればいいかな?」ってたくさん考えますもの。子どもの時代って、練習するぞ!が、「形を整えるだけ」で終わってしまう事もあるともいますが、舞台に出るとなるとそうはいきません。(しかも、審査されるとなるとなおさら)こまか~~い楽譜からのメッセージを受け取る事が不可欠です。気づくチャンスがたくさんあるといいなと思います。
実は、ピアノソロAコースに出てくれた子がぽろっと教えてくれました。「おれ、まだまだだわ。」と。賞は頂いたわけですが、自分の演奏が他の子よりもかなり聞きおとりすると感じたようです。「どうしてそう思ったの?」「細かいところがね」
気付いてもらえた~~。嬉しい。
子どものコンクールで賞を取るのはまず「誰よりも練習したか」に尽きるのではないかと思うのですが、後は家での練習が電子ピアノなのか、アップライトなのか、グランドピアノなのかも同じ練習量だとかなり重要なものになってきます。あとは「確信をもった野心」かも。Aコースで入賞していた子は、確実にいい意味の野心がめらめらと伝わり、それが音に反映されていました。
ああ、子どものピアノってホントに面白い。
今回出てくれた3人の子たち。本当にありがとう。一緒にレッスンした日々。音楽あふれる日々一緒に体験出来て嬉しかったよ。また、こうやって音楽体験積んで行こうね。
審査員の先生たちの好評も面白かったのでまた今度♪