2014.09.14
3週続けて、音楽ではない子どものための講演会に参加しました。
その①
「お弁当の日」で有名な竹下和男先生の講演会。竹下先生の事はずっと前からチェックしてていつかお話聞いてみたいなと思ってたら、学校のPTAに招待券が❤
お弁当の日って言うのは、5.6年生のちゃんと家庭科である程度の基礎を学んだ子供たちが、買い物~作る~詰める。まで月一回年5回自分でお弁当作ってみるよ。って言う取り組みなんです。
こどもたちがお弁当を通して成長して行く姿、食への感謝、家族への感謝を知らず知らず学んで行くお話してんこ盛りでした。
食事にちゃんと向かい合えることは、生きて行くこと。そして、誰かのために何かをしたい。誉められる、認められるという事がどんなに貴重な事か。じ~んとしっぱなしの2時間でした。
ピアノレッスンを通しても、子どもたちが自己肯定感を持てる。そんなふうに導いて行ってあげたいなあ。
その②
長野旧真田町元教育長の大塚貢先生の講演会。これは、実は私が自分の子育てサークルで企画したもの(給食試食会WSつき)
子どもの心が荒れるのは、もちろん学校の授業が面白くないというのもあるけど、食にあるんじゃないかと気づかれた大塚先生。
コンビニ弁当、カップラーメン、冷凍食品ばかりの食事になると、子どもが成長するための栄養素や、ミネラルが不足してしまいます。だけど、全ての家庭に「だから地元産の季節の野菜をちゃんと食べてなおかつ良く噛んで」というのを浸透させることはかなり難しいそうです。そこで、「じゃあ、学校給食の出来ることはなんだろう?」って大人が動いて、結果子ども達の心が安定して、学力も上がって行った。というお話しでした。
浜松の給食も割といけてると思うのですが、先生のお話を聞いていてまだまだ伸びしろがあるな♪と思いました。
お弁当のお話しと給食のお話しと、二つ、私の中では勝手にコラボしちゃったので、どっちもやれれば、子ども達、すごく安心して大きくなれるなあ。(で、心の余裕でピアノもね❤)なんて妄想広がっています。
その③
PTAの動員という形でしたが、浜松の違法薬物の話や、ネット環境のお話しを聞かせていただきました。おそらく自分ではせっかくの休日に選んで聞きに行かなかったであろう未知の世界の話。行って良かったです。
うちはケータイ与えてないから大丈夫ではないみたいですね。携帯ゲーム機、音楽を聴くためのi-pod、タブレットなども無線LANがつながっていると子どもが勝手に繋いでえらいことになっとった。ってな場合もあるそうです。
中高生アンケートで「あなたがスマホ(ネット)に奪われている一番のものはなんですか?」という質問堂々の一位が「睡眠時間」だそうです。
バーチャルな世界よりも、リアルに打ち込める何かを子ども達に伝えて行きたいな(そこで、ピアノは最適❤あ、でも、スマホに奪われてるのの一つにピアノに向かう時間も含まれてたりするかも・・・)
こうやって、子どもに関する話を聞くのは楽しいです。大人として何が出来るか。うまく情報をキャッチして子どもたちがピンチの時、さらっとアドバイスできればと思っています。
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