2017.07.27
生誕140年記念“山と水の風景”と題された展覧会が、損保ジャパン日本興亜美術館で催されています。8/27まで。
とにかく素晴らしかった! 元々 風景画は好きで、どこの美術館に行っても「良かった~!」と思うのですが、この方の作品は色使いが優しくて美しいと、特別に感じました。すべての絵が写真のようでした。ダイアナ妃や精神医学者フロイトも魅了した画家だったそうですが、うなずけます。1876年~1950年に生きられた方ですが、山の絵は頂上まで登って描いたとか。今のように山道が整備されていなかったと思いますが、とても こだわりを強く持って、作品に打ち込んだそうです。
水彩画で、油彩で、木版画で日本人にしか描けない洋画を模索し続けた、まれに見る気骨の画人だったと言われています。その探究心は、私の心に響きました。
今月30日に本番を控えているので、行くことを迷いましたが、あの素晴らしい絵に癒されました。エネルギーをもらいました。行って良かったです。