2017.07.02
東京都美術館で開催されていました。
「バベルの塔」は、旧約聖書に登場する物語で、昔 世界中の人々は、同じ言葉を使っていて話していました。天まで届く塔を建てようとしましたが、その野心が神の怒りを買い、互いの言葉をバラバラの言語にされてしまいます。意思の疎通ができなくなった人々は散っていき、ついに塔は完成しませんでした・・・。しかしブリューゲルは、神の怒りよりも、人間が挑戦する場面を描いたと、言われているようです。う~ん、なるほど…見方によっては、そう見えるかも。チラシの写真では、細かい所やその凄さが伝わらないのが残念です。ブリューゲルの油彩画は世界的にも非常に貴重で、真作は40点余りしか残っていないそうです。その貴重な絵画を観ることができたのは、心に残る芸術品の一つになりました。
たくさんの人が来ていたのも、納得できました。