2013.10.03
すっかり秋らしくなりピアノを弾いたり又じっくり演奏を聴いたりするのに良い季節です。
習い始めのの3歳から5歳の生徒さんたちは、ドレミファソと新しく覚える音譜が楽譜に出てくると、とても嬉しそうです。その反面、音が増えるとぱっと指と連動して弾くことに迷ってしまうことになりがちなことも出てきます。
「ミかな~ソかな?」と途中で立ち止まって悩んでしまうのでは、お子さんはピアノを弾く楽しさを感じられないことになってしまいます。そんなことにならないように大事な導入の時期には特に楽譜の音譜を読み歌う,書くことを繰り返し行なうことで、自然にスムーズに覚えていくことがほとんどですので、重視してレッスンに取り入れています。
音譜カードで覚える方法もあるのですがやはりお子さんは実際の曲の楽譜で隣り合った音の位置を見て、音を聞きながら根気よくドレミで歌って覚えるのが良い効果があるようです。
とても元気よく歌うお子さんやちょっと恥ずかしがり屋さんで小さな声のお子さんなど、さまざまですが、しっかりした音程で音の名前がぱっと言えるようになって来ています。指との連動も早く行きやすいようです。
来年早々には、弾き合い会を小ホールで行う予定です。緊張感をもって人前で 弾くこと、目的を持って取り組むことの大切さを感じてもらえたらと思います。