2017.03.08
以前にも、楽譜を読むこと・ピアノを弾くことが、どんなに大変で、どんなに素晴らしいことなのかを書きましたが、お子様にピアノを習わせようかと思っていらっしゃる親御さんに、改めてお伝えしたいと思います。
人は生まれた瞬間から毎日言葉を聞き,まねをしながら 少しずつ おしゃべりができるようになり、字が読めるようになり、書けるようになりますね。毎日しゃべるし、読むし、書くでしょ?
ピアノも同じです。
ドレミファ〜〜と歌い、音符の書き方も練習し、毎日ピアノに触れ、利き手ではない方の指も沢山動かし、思い通りに動く指を育てる。曲に合った表現も出来るようにする。
「趣味のひとつとして、アニメや人気のポピュラーを弾ければいい」と言っても、練習無しには楽しめるレベルにもならないのです。
ピアノ教室に通っているだけでは、上達しないのです。
早い内に、習慣づけましょう。
ピアノを弾く時 まず楽譜を眺める・音を読む、 そして脳から指に指令を送る、 次に弾いてみる、 その音を耳で聞く、 合っているか考える… しかも、今弾いている音よりも先の音を見ておく。1曲終わるまで 幼い子も大人も こんな大変な作業を繰り返しているんです。
数年して慣れてきても レベルが上がれば 楽譜はどんどん複雑になります。
更に、作曲者の思いを読み取り、自分の考えも表現する。
多くの学者が、習い事のトップにピアノを薦めるのも納得できるでしょう。
お子さんに、こんな素晴らしいピアノ教育を受けさせてあげられる誇りを持って下さい。
音楽が好き = 自主的に練習する なんて理想通りにはならないです。
覚悟を決めて練習させて下さい。
練習させる、練習する気にさせる方法は何通りもあります。一緒に考えましょう。