2019.10.30
2019年7月15日にアクトシティ浜松 中ホールにて、1名の生徒と一緒に第23回PIARAピアノコンクール 全国大会に出場しました。
【連弾一般の部(中学2年&先生)】
曲目:①集い
②どんぐりと山猫
結果:アポロ奨励賞
さてさて、娘とペアを組んで7年目となり、いよいよ最後のコンクールとなりました。7年間一緒に喧嘩をしながらも連弾の魅力にはまり、沢山の作品を演奏できた事に感謝です。そして最後に、まさかのアポロ奨励賞を頂き、感激でした。音大生や音大卒業生の皆さんが出場する中で、舞台袖で娘が初めて弱音を吐いた言葉が忘れられません。
「お母さん、私達、場違いの所に来た?」
私も緊張の中、笑いが込み上げて来るのを押さえ、
「これがコンクールでしょう。もう私達は選曲で失敗したかもしれない、だけどね、私達が選曲した曲を自分たちらしく、心を込めて、聴いて下さる方にお届けする事が大切なんじゃないかなあ?」
と、私は娘に言う事ができました。この言葉が言えたのも、私と娘とで多くの経験をしてこれたからこそだと思います。コンクールとは勝敗を決めなくてはいけない所かもしれませんが、いろいろな発見がある場所でもあります。私は指導者として、いろいろな発見をしながら、ピアノを通して音楽に触れ、それが人生の後押しになれればと思っています。
本当に娘に感謝です。7年間ありがとう。