2019.06.30
教室に通って半年程経過した高学年の
生徒さんは
当教室には
ピアノを習いにきています。
最近はピアノに対しての意欲が
失ってきた感を感じていたのは、
私だけでなく、お母様にも感じられていました。
先日のレッスン日に
お母様とお話しする機会があり
ご家庭での様子などをお聞きしたところ
どうやら、歌が好きだと言うこと、
いつでも、どんなときでも、
口ずさんで楽しそうにしているとのこと。
あっ、そうだったのかー!
以前から、
私も、彼女の声のトーンと質には
とても気に成っていたところがあり、
でも、レッスン中では、ソルフェージュは
ピアノ演奏の中で応用していたため、
時間をかけて、声に焦点をあてることはなく
今思うともっと前から彼女の
向いているところは何なのか、
ピンと来るものがあったはず。
それからは、ピアノの時間を少し歌に切り替えて
私ができる範囲で、
発声から、好きな曲を
リストアップしてもらい、歌ってもらいました。
♫ふるさと
♫虹
♫手紙
これは!
歌を歌う彼女の表情は生き生きしています。
それは初めて見るかもしれない表情でした。
そこからは早かったです。
お母様とも相談して、
専門の先生の指導を受けた方が良い。と
伝えました。
6月30日
本日、彼女にレッスンを受けてもらいました。
レッスンを受けている最中も
表情はほんと楽しそうでした。
そして、一番大事なことは、
今後、歌のレッスンを受けるということです。
本人の意思も確認できたので、
今度こそ、音楽とつながっていくことができるでしょう。
私の教室からは、辞めるのではなく、
卒業でもなく、
ステップアップです。
(もっと良い言葉がありましたら、皆さまの心の中に置き換えて下さい)
嫌なものを
イヤイヤ続けていくことの音楽は
「音が苦」でしかありません。
彼女の今後は正しく、
「音楽」となって
人生がさらに楽しくなる事と願っています。
好きなことに出会えて良かったね。
A先生の(カワイネット登録されています、安藤先生)二ヶ月後の発表会で
彼女の歌の伴奏をすることを
約束しました。(いや、強制的に私から頼んだの 笑)
彼女の成長を楽しみにしています。