2017.04.25
先日のトピックス投稿で、
中学三年生の退会のことを書きました。
昨日は最後のレッスンでお母様とご一緒に来られ、いままでの思い出話に時間が過ぎ
そのあと最後のレッスンをさせて頂きました。
はっきり言って、教室に通う生徒さん全員にとって、ピアノを辞めるという選択肢はないものと勝手に思っていたので複雑な思いでいたことは確かです。
うちの教室はあまり辞めないので、私自身がそういうことに慣れていないのかもしれません。
そして、昨日のそのレッスン時間内に転機が訪れました。
何が起きたか?
辞めないでくれと、迫ったわけではなく、
ただ、思い出話の中で生まれたことです。
彼女が五年生の時に弾いた、
幻想曲「さくらさくら」を
来年の桜満開の3月31日の川口リリア音楽ホールでの演奏を提案しました。
彼女の中で心揺れたようです。
発表会の候補曲としてシューベルトのアンプロムプチュを練習していたわけですが、
それより、前からあたためていた曲だったら
出たいな。ということになりました。
それなら、練習時間取れるかも。と。
ひとまず、昨日でレッスンは終了ですが、
半年後に顔を出してもらうことに決まりました。
お稽古事は継続が大事です。
忙しいでしょう。
ピアノが一番ではないかもしれません。
泣く泣く辞めざるを得ない場合、
それは何とでもなりますから
その時は、みなさん、担当の先生と是非お話合いください。
イヤで辞めるのは仕方ないですが、
私の今回のケースは
とにかく、続けて欲しいの気持ちからでした。