2010.08.21
発表会の曲が仕上がってくると、「絶対暗譜してね。」と言われますよね。
暗譜は、全然大変ではなく、いつの間にか暗譜で弾けてたという人もいれば、なんだかわからないけど、暗譜はなかなかできないという人もいますね。
暗譜が苦にならない人は、新しい曲の練習が始まった時から、弾いていれば覚えてしまうと言います。
写真のように楽譜が頭の中に浮かぶので、何ページ目の何段目から弾いてというレッスンも出来る人もいます。
じゃあ、暗譜の苦手な人はどうしたらいいのかというお話。
ちょっと質問です。
◎ ピアノを弾いている時、手を見ないで楽譜を見ながら弾いていますか?
◎ 弾きながら、何か他の事を考えていませんか?
たとえば、
あー大変だ・・・(;一_一)
あー難しい・・・(>_<)
お腹すいたなぁ・・・(@_@;)
今、何時かなぁ・・・(?_?)
と思っても慣れてくると弾けてしまいます。
こんな時は、頭は使っていないので、暗譜はできません。
やっぱり、集中です。
暗譜の苦手な人でも、曲の構成を頭に入れて、練習をすると覚えられます。
曲をよく見ると、大きなグループで同じメロディーや似たメロディーが必ずあります。
この中にまた、小さなグループで同じか似ているを探します。
ここから、覚えていきます。
次に、残りのまったく違うメロディーを細かく分けて、何回も弾きます。
どうですか?
なーんだ、やっぱり何回も弾くんだー (>_<) とがっかりしたかな?
でも、がむしゃらに弾くのと、理解しながら弾くのとでは全然違います。
少しは、参考になりましたか?
暗譜の仕方は、人それぞれだから、自分のやり方を見つけてくださいね。
たくさん弾いて、指も動けば、いい音も出てくるし、こんな雰囲気の音がいいと考える余裕も生まれます。
さあ、Let’s try!