2011.03.02
うれしいひなまつり
作詞 サトウハチロー 作曲 河村 光陽
1、あかりをつけましょ ぼんぼりに
おはなをあげましょ もものはな
ごにんばやしの ふえたいこ
きょうはたのしい ひなまつり
「ひなまつり」の有名な曲ですね。
有名すぎて、「あかりを・・・」の歌詞だけで通じる曲なので、「うれしいひなまつり」という題が「ひなまつり」「おひなさま」という題だと思っている方も多いのではないでしょうか?
楽しい曲でもありますが、どことなく哀愁をおびた日本人の心に響く曲という感じがします。
どうしてそう感じられるのか、簡単に説明してみたいと思います。
この曲は、ヨナ抜き短音階(短音階ラシドレミファソラの4,7番目を抜いたラシドミファラ)という日本固有の音階で出来ています。(「さくら」や「五木の子守唄」など。)
そして、タッタンタという鼓のような印象的なリズムを各所にちりばめ、日本的な華や
いだ雰囲気と琴の響きの伴奏が五人囃子の演奏のようです。
だから、大人になっても忘れられない曲でもあり、日本人の心に響く曲になっているです。
ちなみに、ヨナ抜き長音階(長音階ドレミファソラシドの4,7番目を抜いたドレミソラド)で出来ている曲は、「こいのぼり」「とんぼのめがね」「トイレの神様」「函館の女」などです。(は~るばる来たぜ、函館~♪ド~レミソラドレミッミミミ~♪函館の女より)
今月号は、ひな祭りの曲を解説してみました(^^)
演歌からJポップまで幅広く使われているヨナ抜き音階です。
4と7番目をヨナと読ませる所は、ドレミをハニホと読むのと同じですね。
そして、このヨナ抜き音階を使うのがヒット曲を作るコツなのですよ♪
今月も小2と年長さんの姉妹のお友達が、増えました♪