2022.10.05
午後からすっかり寒くなりました。
体調を崩す生徒さんや保護者の方も増えてきまいした。
私も急いで衣替えしまいしたよ~~
皆さんも体調にはくれぐれも気を付けてお過ごしください。
すっかり、間が空いてしまいましたが、ピアノは脳に良い影響を与えるの続きです。
ピアノを弾くという行為は、高度で多種多様な能力を必要とします。
まず楽譜を読みます。
音を 読んで、指の動きに変換し、それを両手で行います。
そして、その努力が正しく音に反映されているか 確認します。
視覚、読解力、計画力、運動機能、聴覚機能、つまり脳全体を活用するのです。
この動作を練習で繰り返すことで、心にとってはご褒美機能が働き、脳にとっては脳内神経ネ ットワークを構築することになるのです。
研究論文からの引用ですが、
音楽家の脳を調べてみると、2つの大脳半球をつなぐ橋である脳梁は一般人より大きくて強く、小脳は多くくなることがわかっています。
脳梁が太くなるということは・・・
脳内の情報伝達量と速度が増す
小脳が大きくなるということは・・・
短期記憶、注意力、情動の制御、感情、高度な認識力、計画を立案する能力が増す
もちろん、手の機能も高性能です。
手の動きを司る脳の部 分は、一般人より大きく、繊細な動きに対応することができます。
音楽の訓練を受けた子供や 青年達は学業成績が良いことが多く、IQ テストや記憶力テストも同様です。
また音楽創造は痴 ほう症予防になり、脳の高齢化を遅らせる働きもあります。
(翻訳バイオラ大学ピアノ教育学講師 河村まなみ先生)
子どもたちだけでなく、大人やシニアの皆さんの脳にも、良い影響がありそうですね。
当教室には、お子さんだけでなく、保育士を目指す学生さんや大人の方もいらっしゃいます。
お子さんだけなく、ママやパパ、シニアの方もピアノ始めてみませんか?
(写真は那智の滝、飛瀧神社です)