2019.09.04
いつもピアノネットをご覧頂き有難うございます。
シニア生徒さんのHさんは85歳におなりです。5年前に教室に来たころはお元気で、女性コーラスもしていましたが、ご主人が倒れてから入退院を繰り返し、Hさんの現役時代のお仕事が看護士でしたので、ご主人を施設にも入れずご自宅で介護していましたが、やはり老老介護は負担になりピアノの時間もとれないという事で、昨年教室を退会しました。
でも時々電話をくれたり、お友達の車に乗せてもらって、わざわざお届け物を持って来てくれたりして、時々お話ししています。昨日も午前中に電話があり、以下そのやり取りを。
Hさん:せんせー、こんにちはー、今いそがしいですか?
私:こんにちは。ヒマですよ!
Hさん:私、いま歌の楽譜見てるんですけど、不思議な形の記号を初めて見るので教えて下さい。
私:どんな記号ですか?
Hさん:卍のような形
私:?、セーニョかな?Sに斜めに線が入って・(てん)がついていないですか?
Hさん:ついてません。ジバンシーのマークわかりますか?
私:???
という事で、私がお昼頃出かけるのでその時にHさん宅に寄って、不思議な形の記号が付いている楽譜を見せてもらう事に。すると・・・
それは”ダブルシャープ”でした。普通の♯や♭はよく見ますが、ダブルシャープやダブルフラットはあまり見かけません。
このほかにもセーニョ、コーダ、ターン、モルデント、ペダルを踏むとき、離す時の記号など、不思議な形の記号が沢山ありますね。ダブルシャープとダブルフラットの言葉と意味を説明し、わからないことがあったらまたいつでも電話下さいとお別れしました。
いつもお若くみえてきれいにしていらっしゃるHさん、勉強家ですね。きっとまだまだお元気でいられる事と思います(^^♪