2019.03.06
先日、知人のチェンバロ発表会に伺いました。
初めての会場。
自治会の仕事が終わり急いで駆けつけ最寄り駅について間に合った!と思ったのにぐーるぐるさ迷うこと30分チュー
アート空間スカーラは、駅から真っ直ぐ徒歩5分かからない場所にありました笑い泣き
お洒落な扉を開けると誰も居ない。
三階に上がってください という看板があり
急な階段を上がると微かに洩れるチェンバロの音。
二重扉の中へ。
聴きたかったフレスコバルディのトッカータは終っていましたが、他の方の演奏を一曲聴いた後知人のバッハが聴けました。
平均律クラヴィーア変ロ短調、ロ長調。
ipadに入れた楽譜を見ながらの演奏。
譜めくりは足元のペダル。
彼いわく、重い楽譜を持ち歩かなくて楽らしいです。
丁寧で律儀な人柄が現れるとても崇高な演奏に時間を忘れるほど。
他の方の演奏も真摯にご自分の音楽と向き合われよく研究されているのがよくわかりました。
根底にはチェンバロが音楽が『好き』である、ということに尽きる気がしました。
そしてなによりもそれを楽しむだけの豊かな心を持っている、ということ。
義務ではない心からの演奏。わたしも目指したい。