2015.03.03
幼稚園でお母さんのコーラスを指導しているのですが
年に2回、園児達の前で発表の場があります。
学年末のお楽しみ会がそのひとつにあたり
間もなく本番を迎えます。
今年は「あなたに会えて…」と「Let it go」を歌います。
『アナと雪の女王』のLet it go はお母さんも子供達も大好きな曲。
ですが、それだけに先入観があるため、各々の声で歌ってしまいがち。
合唱として音色をまとめるのは難しかったです。
今回は部員のお母さん達が水色のシフォンの布を用意してくれたので、
エルサが使う《氷の魔法》をイメージして振付けをしました。
子供達の反応が今から楽しみです。
あなたに会えて… という曲は素敵なメッセージが詰まった曲です。
この曲を私が初めて聴いたのは高校生が歌ったものでした。
吹奏楽部の定期演奏会で、卒業して去り行く先輩逹に贈る
歌声のメッセージとして聴きました。
そこには、生意気盛りの高校生達が
「奇跡のように生まれてきた私 」とか
「あなたに会えてよかった だから今の私がいる」
とまっすぐに歌う姿が。
うちの娘を含む10代のその澄みきった歌声は
別の角度から
母である私の胸に響いてじーんときました。
今度はこの歌を幼稚園のお母さん達で歌います。
母から子へ。
愛の詰まった温かい言葉。
歌うことの幸せと 生きることの喜びを
美しいメロディーに乗せて優しく伝えたいと思います。
キラキラした魔法の粉を降らせるように
優しさと幸せの歌声が子供達を包み込むことでしょう。
「合唱」とはその字の表す通り、
「声を合わせて歌う」こと。
「心を合わせて歌う」こと。
想いが美しいひとつの響きとなって、
聴く人の心に届きますように.。.:*☆