2024.11.22
今回の上達のコツは
カギは…ズバリ‼︎
音と仲良くなることです。
ではどうやって音と仲良くなるかと言うと
1つ目は《楽譜の音を口に出してたくさん歌うこと》です。
口に出して歌う場合、歌わない時に比べて覚えるのが早いです。
口に出して言ってみたり、歌えるようになると
音やリズムがしっかり把握、確認できるので音と仲良くなれます。
一方、
・口に出して歌わない
・ボーッとしている(話を聞き流してる、あまり聞いていない)
・歌っているうちにお口がお留守になっている
こうしたタイプの場合、
自分の弾いている音をきちんと聴いていない事が多いです。
きちんと聴いていないと、メロディーの把握だけでなく、
次に来る音やハーモニの変化、展開への意識だったり
メロディーと伴奏の関係性、低音(Bass)の動きや副旋律を聴けていないため
音楽を感じたり理解することができません。
ですから音を歌うこと、聴くことが出来ないと、普段から音の動きに敏感に
自分から働きかけて意識的に演奏するということは出来ないと思います。
基礎的なレベルでいうと、
1拍1拍が不安定で一定のテンポを保つ事ができなかったり
8分音符や16分音符、音色やタッチが均等かどうか
自分で、自分の音やリズムを聴くことが出来ていないと
リズムや音色のガタつきや音のバラつきに気付く事ができないのです😣
2つ目は《音をよく聴く(感じる)》という事です。
歌うこと、音をよく聴く←自分の声、リズム、音色や音の高低…
言い出したらキリがありませんが
小さいお子さんだと普段から歌うことを定着させるとしっかり音感がつき
聴く耳が育ちます。
ある程度大きくなると絶対音感ではないですが相対音感として
音と音の距離(音の幅)を感じることが出来たりするので、
意識して音を感じてほしいと思います。
難しい箇所や、覚えにくいパッセージが出てきたら
口に出して
ブツブツ言ってみてください。←お経みたいですけど🤭
勿論、音程をつけてしっかり歌えると尚よし👍✨
実際レッスンではノリのいい子とは早口言葉勝負!と言ってワンパッセージを
少しずつテンポを上げて早口言葉のように言い合ってみたり。
そうするうちに音の羅列を覚えていて、さっきまで弾けなかった部分が
…
︎え⁉︎あれ︎⁉︎…弾ける‼︎
という事もあります。
音を歌ってみる。
はじめは正確に。次に美しく。
色んな音を聴いてみる。
色んな役割を細かいところまで注意して聴いてみよう。
きっと今以上にもっともっと音と仲良くなれると思います。
騙されたと思ってお試しあれ