2017.08.21
習いたくて始めたピアノ。
あんなに嬉しかったはずなのに、今じゃ何だか…
そう思いながらも極限まで我慢してる生徒さんが多いのでは…と思います。
でも生徒さんの本音、なかなか聞けませんよね。
逆に生徒さんの方でも、先生になかなか言いにくい事なのではと思います。
「うまく出来ない壁」にぶつかってそう感じる人、
進学や部活などで環境が変わり、ピアノ以上に新しい事に
目覚めた事でピアノへの気持ちが急速に冷めた人、
新しいジャンルの音楽に目覚めて、ピアノへの興味が薄れる人、
はたまたマンネリな曲の連続に嫌気がさしてしまう人…
同じような似通った練習曲を繰り返し弾くのも退屈。
人間、停滞期、倦怠期って必ずあります。
私は子供の頃、ハノンもツェルニーも嫌いでした。
いくらページが次々進んでも、似たような事の繰り返しで
毎週先生からのダメ出しばかり。
だんだん練習も嫌いになって行った事を覚えています。
その反面、ブルグミュラーは1曲毎にタイトルが付いていて
変化に富んで面白く、イメージも膨らませ易かったのに
ツェルニー以降、似通ったような曲に次第にうんざり…。
ピアノを習った事のない友達との会話で
「どんな曲弾いてるの?」と聞かれた時に、いつ答えても
「ハノン」「ツェルニー」「ソナチネ」「インヴェンション」…
ちょっと進んでも「ソナタ」…
「いつも同じ曲弾いてんの?」と聞かれて、
「そうじゃない」と説明するのも面倒で、
そんな無名の練習曲しか弾けない自分が恥ずかしく…。
早く有名な作曲家のタイトルのついた大曲を弾きたい!
と願ったものですが、この退屈な一連の過程が大変大切で
それをある程度乗り越えてからでないと大曲には
辿り着けない事など当時の私は知る由もなく、なぜ先生はカッコいい
有名な曲を弾かせてくれないのか?と不満ばかりが募っていた時期が
小学生〜思春期突入あたりでした(笑)
一切誉めてもらえないレッスンの中、負けず嫌いの根性で、
腹を立てながら音楽(レッスン)と向きあっていた記憶があります。
私の苦い経験もあるので、私と出会う人には
楽しく音楽と向き合える人生を知ってほしいと思います。
さて、前置きが長くなりました。
前回(同タイトル①)でははクラシック音楽の見方、考え方
そのものについてお話ししました。
今回は、あっさり方向転換、気分転換のススメ!
先ほどの前置きにもあったように、「つまらない!」
と思う気持ちを、リフレッシュ!
息が詰まってきた生徒さんなどにレッスンで
連弾を取り入れてみると目をキラキラ✨
「どんな曲が弾いてみたい?」とまずは一緒に選曲。
自分の好きな曲や、取り組んでみたいジャンルにワクワク!
たまには違う事をする!というのはとても楽しいし
普段とは全く違うジャンルというのも新鮮!
また、どんな曲が好きなのか、どんな曲を弾いてみたいと思ってるのか
知ることが出来て面白いです!
息抜きも大切ですよね。
同じ曲ばかりで退屈なら、違う方法もあり!
でも、どんなジャンルの曲を弾くにも、まずは指が動かないとネ。
楽譜が読めない、音の粒がバラバラ、自分の音も相手の音も
聞こえないようじゃダメ。
だから基礎練習の教材ってつまらないとけど、大事なんです。
どんなジャンルを弾くにも共通してるのは基本と基礎。
リフレッシュするとやる気も出ますし、
改めて基礎の大切さに気付くこともありますね!