2011.03.30
2週間が過ぎようとしている東北地方太平洋沖地震。
被害にあわれた方々、ご家族の方は今もなおまだ寒い春を、どんな想いで迎えられているのかと思うと、とても心が痛みます。そして、どうかどうか生き抜いていただきたいと願っております。小さな私もできることを考え、行動していきたいと心にしています。
地震と、母が甲状腺の異常で、命はもとより大好きなコーラスも辞めなくてはいけない事態にもなったこの春、命というのは、なくなってしまうことも悲しいし、残っていてもとても悲しくつらいことも多々あることを感じています。そして、関西住む自分が普通に生活できる状態を不思議に感じ、小さな自分の存在がなぜ何もなく残っているのかと問い、自分の力のなさを痛感しています。
ただ、春を迎え、感じたことがあります。
ピアノを始めてみたい、とお問い合わせくださる方がた、実際に入会してくださる方、今まで練習もぼちぼちの我が子も頑張るぞ、という姿に、命ある今だからこそ、できることをしよう!、大事な命を使いきるつもりで、やりたいことにチャレンジしよう!ということです。私がとても励まされました。ありがとうございます。
『この歳でピアノできるかしら・・・』『学校も始まるし、ピアノやらしてみたいけど、どうかしら・・・』『勉強と両立して、少しでもピアノ弾いておきたいけど・・・』
色々な自分の中での悩みがあると思います。きっと自分の中でいろんなことを“言い訳”にしてしまっているところもあると思います。私だって、そんなことはたくさんあります・・・。
でも、命があるから、普通に生活できるならば、その私たちが前向きにチャレンジし、元気に活動し、そして、悲しみの中にある人に手をさしのべられるようになりたいと、私は思います。
ピアノ教室の私がここで言うことは少しおかしいのかもしれませんが、
ピアノもチャレンジしてほしいけれど、あらゆることに目を向けて、自分の可能性、
お子様の可能性をのばしていってください!
小さな私の今の願いです。