2025.09.12
「めっちゃ練習してきたよ!」
「家族でお出かけしたから、この曲はあんまり練習できへんかった」
「ここ、むずかしかった」
「これはすごいできるようになったで!」
自分の1週間の練習の具合等を自分の口から話せることは大切にしています。
その練習の具合がどんな状態であっても、受け取ります。
その上で、その日のレッスンで何ができるようになりたいかを聞きます。
レッスンの時間をどう使うかは、あなた次第なのだよ、ということを大人はもちろん、こども達にも伝わるように。
レッスンに限らず、何かを学ぶ時には大切な姿勢だから。
Nちゃんも習い事が多めの生徒ですが、自分なりに工夫して頑張っているようです。
練習時にお母さんに横に座ってもらっていたNちゃんですが、1年生の後半頃くらいに1人で練習を頑張る環境をご家庭で整えてくれたことで、自分で奮闘するようになってまもなく1年くらいになります。
弾き間違っても明るく笑い、懸命に弾いて取り組む姿は、とても安心して見守れるレッスンになっています。
そんなNちゃん。
ふと、初めての発表会リハーサルで「弾かない」とぐずったことを思い出して、「なつかしい(๑>◡<๑)」と照れ笑い。4歳の頃の記憶が蘇ってきたようです。
自分で楽譜を読み取って練習し、できるようになるまで悶えたりイライラしちゃう自分がいても頑張れる今の自分がいるからこそ、
お母さんがいない淋しさと、初めての場所での緊張で座り込んだ自分からの成長を、改めて感じていた様子でした。
1年後ごとはもちろん、1学期ごとに体も心も技も成長するこどもたちに、負けてはいられないなぁと思う毎日です。
身長だけはもう伸びませんが(笑)