2025.09.11
「毎日少しずつですけどね、弾くようにしてるんです」
大阪で英会話教室をされるAさんがレッスンにこられてまもなく3ヶ月半が経ちました。Aさんが好きな曲をいくつか決めて練習されていることをお話しされる時の笑顔がいつも爽やかです。
「毎日少しずつ」を実践されているその姿は、ご自身の教室の生徒さんたちにも伝わっているようで、特に中高生には影響は大きようです。
教える立場としても常に自分の行動を俯瞰することは必要になってきますが、Aさんはご自身をもっと楽しませたい、自分の人生もやりたいことをやろうという動機で始められたピアノライフの中でも、自然と「先生」としての要素が発揮されているのだなぁと感じています。
Aさんはコーチング講座を個人プログラムで受けてくださったこともあり、レッスン内での流れや会話の中のポイントも私がどのように活用しているのかを見ていただける時間になっています。
「教える」「育む」「影響を与える」というのは、先生という立場だけではなく、親としてもとても密接に関わること。
私自身も母親としては出来る雰囲気を醸し出しているようですが、完璧な母親になどなれるはずもなく、いろんな失敗を繰り返していますが、良くも悪くも我が子たち、生徒たち、学校講師で関わる学生たちに影響を与えています。
悪い部分であっても、それをどう受け止め、生かしていくかは周囲に委ねることしかないというのも現実です。
でも、自分の今の行動、在り方がどのように周りに影響を与えているかを、時々振り返ることは大事だなということを、Aさんを通して改めて感じるレッスンです。