2025.04.27
10年の歳月が驚くほど短く感じる時があります。資料作成に開いた写真データから、生徒たちの昔の写真に触れた今日、思わず振り返っていました。
レッスンを通して見させてもらった成長は、何よりもの宝物。
その中で、見つけたT君の写真。
他の習い事があってもコツコツ練習していた幼い頃。笑ったり、怒ったり、うっすら目に涙を浮かべたり。。。気がつけば、手も背も私より大きくなっている。
中3になった今、「なんか、やりたい曲がいっぱい溢れてくるから」と毎回のレッスンで笑顔が溢れる姿が清々しい。
以前は学校で辛いことがあれば「ピアノが癒しになってる」と自分で勇気づける時間があったり、音楽を通して友達ができたり、趣味のピアノとしての夢を聞かせてくれたり。
彼にとってのピアノは人生の一部になっていることが私も本当に嬉しい。
たった週1回の関わりであっても、彼はもちろん他の生徒の心身の成長を見てきた月日を考えると、15年前にこどもピアノコースを再開させようと決めたことは間違いでなかったと思うこの頃です。
私自身も「やりたいこと」は溢れてくるのは、こうして教室の生徒たちや、学校で出会う学生、コーチとして関わるクライアントの成長という変化を目の当たりにしてきたからです。
今夜は感謝の時間。