2025.03.14
3月になり、春の日差しになりました。
高校入試を終えたばかりでにこやかな生徒が教室に入って来たときにも新しい季節を感じています。
音楽を通じて仲良くなった友達とミニコンサートする計画を立てている中学生男子、「この頃、やってみたい曲があふれてきてるねん」と中学生女子、中学入試を控えてこれからのこと、今の生活を一緒に考える小学生達、新しいランドセルを使う日を楽しみにする年長さん、今年の初出演の発表会でドレスを着るのを待ち焦がれる年中さん。
書き出せばいろんな期待や緊張感を持ちながら過ごす生徒達と接する毎日に、改めて、大切な「芽」を育むために私自身も整えていきたいと思う春です。
ピアノ教室の講師として、楽譜が読めるようになって自分で弾けるようになり、表現できるようになること、自ら練習をする、したくなるように促したりすることを指導していくことは当然の務めですが、
自分の言葉で伝えたり、他のことにもチャレンジしてみたり、自分自身をもっと認められるようになる、凹んでも立ち上がる心のしなやかな強さを持つサポートをすることが、私自身が大切にしていきたいこと。
私自身ができなかったこと、失敗もたくさんあるからこそ、私自身を活かすことにもなるからです。
生徒もわたしも、そしてご縁のある保護者の方も、それぞれが自分を活かしていけるよう、私ができることをしていぎす。
それぞれの春。
新しい季節を前に多くの方が心にするものがあると思います。
その想いが夏、秋、冬…と続く中で叶えられますように。