2024.07.11
今日は雨からスタートの奈良。
墨絵のように空の白には濃淡があって、空を眺めるのが好きな私にとっては、空を見たときには自分の気持ちが反映されているような気持ちになります。
同じ空を見ていても、自分の中にある感情によって捉え方が変わる。それは、毎日起こる出来事や、お子さんとのやりとりにも起こりうることかと思います。
こどもが同じことをしていても、全く気にならず微笑ましく思うとき、無性にイライラとしてしまうとき。それは、見ている側の大人の身体的な疲れ具合もあるでしょう。その時の状況によっては気持ちの揺れもあるでしょう。
穏やかでないとダメ、怒ってしまってはダメ、ネガティブな自分はダメ。。
そう考える必要はありません。
今自分が見ている目の前に起こっていることは、何かしら自分で「メガネ」をかけてみていることがあると知っていること、
「あぁ。。私は今、悲しいんだな(怒っているんだな、辛いんだな、しんどいんだな)」と自分を眺められることで、行動も変えられるし、してしまって後悔した行動に対しても、何をすればいいのか自分で感じられます。
レッスンでも、もちろん私も家庭内でもイライラするこども達に遭遇します。
そんな時は、
「〇〇ちゃん、今、イライラしているんだねぇ。」「■◇って言うのは、〇〇ちゃんが悲しいってことなのかなぁ。そう感じるんだけど、〇〇ちゃんはどう?」と、落ち着いて声をかけてみます。
曇った空の向こうには晴れた空がある、目の前にいるこども達のこころの奥には笑顔になる青空がある、と信じて。
「そんなの仕事が忙しいんだし、我が子に対してめんどくさい」
そう思うことも、その人の自由であり選択した行動。
ただ、目の前の人・・家族、しかも我が子であれば、5年後、10年後、20年後…どんな関係でいたいのかを想像してみてください。
そうすると、今、どんな自分でいるのかが選べると思います。
吐き出したい気持ちは、どうぞ信頼できる友人やご家族にも吐き出してくださいね。
こどもたちのピアノに合わせて、鼻歌でもなんでもいい、声を出してみるのもおすすめです(⌒▽⌒)。
今日もよき1日を!