2024.07.08
「罰を与えるよりも、ご褒美はいいよね」
そう思う人も多いと思います。
姪っ子たちも、お母さんのお手伝いをしたら○○円、宿題をしたら〇〇円、という時代があったようですし、何かができたら▲が買ってもらえるということはよく耳に入ることです。
ご褒美の良し悪しをお伝えしたいのでもなく、それぞれのご家庭でその方針を決めていくことなので、辞めなさいということでもありません。
ただ、人には生まれつき好奇心や興味があって、これを満たしたい!という動機があって、報酬や罰がなくてもやりたくてやることを「内発的モチベーション」と呼ぶのですが、
もともと興味のあるものに報酬を与えると、興味を失わせてしまう「アンダーマイニング効果」となってしまうのです。
だから親としては、せっかくのこどものやる気を失わせないように気をつける必要があります。親にとっても、お金と時間、エネルギーをかけての習い事ですしね(^^)。
例えば、うちで言えばピアノの練習への取り組み、また、それぞれの習い事教室の先生たちは、こどもたちが「やりたくなる」ような仕掛けをレッスンの中で行っていることがほとんどだと思います。
ご褒美にしてしまうかどうかの見極めは、すこ〜し様子を見てもらったり、先生とご相談されるのが良いかなぁと思うこの頃です。
「頑張ってるね〜」
「どんなふうに練習してるの?また聞かせて」
「お母さんは〇〇を弾いてもらえるのが楽しみやな〜」
そうやって、お子さんに対して興味関心を持ち続けていれば、お子さんは安心して育ちます。必ず。
何かヒントになれば幸いです。