2019.10.05
今日の午後、とても久しぶりにコンサートへ。
しかも京都・北山にある、京都コンサートホールに。私にとっては初のホール。普段なかなか京都・北山まで行くことができないので、そこにいるだけでも新鮮で嬉しい時間。
2018年第1回ショパン国際ピリオド楽器コンクール第2位の川口成彦さんの演奏です。
フォルテピアノの講座で2度お会いした小倉貴久子先生のお弟子さんでもある川口さんの演奏を、2列目真ん中で息遣いも表情もしっかりとらえられる場所で堪能。
お辞儀する姿や、曲の合間にあるトークからも、穏やかで、とても誠実な人柄が伝わり、ファンが多いのも、増えていくのも分かります。
第1曲目の最初の音から、ふわりとまろやかに響き、身体が包み込まれたかのような感覚に。ショパンが弾いていたプレイエルという古楽器だからこそ、さらにショパンが近くに感じる、ショパンのジョルジュサンドと過ごした感情までありありとイメージできる空間でした。
私たちは古楽器を弾ける機会はなかなかなく、現代のピアノで弾くことが日常。当時の楽器、プレイエルで奏でられたショパンの響きを体感できた幸せを演奏にも、生徒に伝えることにも活かしていきたい…
と素敵な休日を過ごせたことがありがたい日でした。
生徒たちと音楽遠足も企画したいなぁ。