2017.12.20
小学6年生になる直前からピアノレッスンを受け始めた、今ではすっかり美しくなった女子高生のYちゃん。
先週末の教室クリスマスコンサートの後、Yちゃんの「プチピアノコンサート」を開催しました。
飛び抜けて素晴らしい演奏をするわけではありません。ピアノだけの生活でもありません。
中学は運動部キャプテン、高校生活では軽音部でバンドを組んでドラムに青春をかける、どこにでもいる普通の女子高校生。
ピアニストを目指した人だけが、コンサートを開けるというルールはないし、
音楽と、言葉と、もう一つ何か自分のもつものをプラスして自分を表現してほしい、相手…お客様に、癒しであったり、勇気、励みになる何かを与える側になる経験をしてほしい、
という私の相手の成長への願いをこめて、Yちゃんに提案していたコンサート。
色々と大変で、心の中は思うことはたくさんあったでしょう。けれども、30分という時間でYちゃんはやり遂げました。
自分を表現することも、大人や子ども…年齢にかかわらず何かしらの影響を与える、種をまく、という素晴らしいプレゼントを贈ることも。
彼女のチャレンジは、確実に人のココロに贈り物を届けたのです。
Yちゃんは思うことは、
素敵でした、よくやった!
ということと
本当はここからがスタートだよ、ということ。
「次は私もやってみようかな」
そんな小さなつぶやきも聞こえた日。
1人1人に寄り添いながら、その子のもつ可能性を引き出す機会を、これからも与え続けることが私の使命の一つと感じたYちゃんのコンサートでした。
「音楽っていいですね。」
そんなメッセージをくれたお母さん達も。
そう、音楽はココロを癒し、勇気を与えてくれるステキな人間の宝物です
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