2022.08.12
今年も
ピティナピアノコンペティションが終わりました。
ここのところの傾向てして
ちょっと「頑張ること」を求められると
「疲れちゃった」「大変だった」
という感覚を持つ子が増えました。
この2年コロナ感染拡大防止の観点から、積極的にイベントに参加させなかったことが要因ではないかとおもいます。
コンクールに参加しても、
「自分の演奏が終わったらお帰りください」なんてこともよくあります。
たくさん練習した自分がなぜ予選を通過できなかったのか…
なぜ入賞しなかったのか、
耳で聴いた比較体験がないのですから、納得いかないのも無理はないのかもしれません。
感染拡大防止のルールは
しっかりまもりつつ、
子どもたちの成長は止めてはいけない、と痛感した今年のコンペティションでした。
一般の入場が可能な会場に
出場する生徒の応援に
出場しない生徒も連れて行きました。
親元を離れ、電車に乗り、
チケットと、
プログラムを自分で購入し、
全ての演奏に感想を書き、
帰りにはランチを食べ、
「お母さんにお土産」を書い、
ちょっとした経験になったかと
思いましたら、
なんだか
すごいパワーを吸収したようで、
レッスンに来た
その時のあいさつも、
態度も
ピアノの音も
ものすごくカッコよくなっていました。
コンクールはさまざまな角度で
子どもを成長させてくれます。